メール
賞与(ボーナス)のお礼 例文
社長・上司へ口頭・メール・チャット
賞与(ボーナス)のお礼は、「賞与をいただき、ありがとうございます」+日頃の指導へのお礼+これからの意気込みの三つで十分です。上司に口頭で伝えるなら「◯◯部長、賞与をいただきありがとうございました。日頃ご指導いただいているおかげです。今後も頑張ります。」。賞与のお礼を伝えるかどうかは職場によって習慣が違い、伝えないのがふつうの職場もあります。伝えるなら金額には触れず、短くが基本です。このページでは、社長・上司への口頭、全社メールへの返信、社内メール、チャット、新入社員・中途入社・管理職の場合まで、場面別の文例を並べました。上司へのお礼全般は上司・先輩へのお礼の例文にあります。
結論
賞与のお礼は、支給を決めた会社(社長・経営陣)や、評価をしてくれた上司へ、感謝とこれからの意気込みを伝える短い挨拶です。一般に給与と同じく働いたことへの対価と考えられ、お礼を言わなければならないものではありません。ただ、少人数の会社で社長から直接手渡される場合や、評価面談で上司から伝えられた場合などは、ひと言お礼を伝えると気持ちよく受け取れます。
お礼の伝え方の基本
| 入れること | 例 | ポイント |
|---|---|---|
| 賞与へのお礼 | 賞与をいただき、ありがとうございます | 「ボーナス」より「賞与」のほうが改まった言い方 |
| 日頃へのお礼(相手に合わせて) | 日頃ご指導いただいているおかげです | 上司なら指導、社長なら会社への感謝 |
| これからの意気込み | 下期も目標達成に向けて取り組みます | 具体的に一つ書くと伝わりやすい |
| 相手・場面 | おすすめの手段 | 長さの目安 |
|---|---|---|
| 直属の上司 | 口頭(会ったとき) | ひと言〜二言 |
| 社長(少人数の会社・手渡し) | 口頭 | ひと言 |
| 社長から全社メールが届いた | 返信しないか、個別に短く返信 | 三〜四行 |
| 上司が遠方・在宅勤務 | 社内メールか個別のチャット | 三〜四行 |
| チーム全体 | 基本は不要。流れがあればチャットに一言 | 一行 |
Point
金額や、他の人との比較には触れない。「思ったより多くて」「去年より少なくて」などは、良い意味でも悪い意味でも周りに気をつかわせます。
そのまま使える例文(相手・場面別)
① 直属の上司へ(口頭)
◯◯課長、賞与をいただきありがとうございました。日頃いろいろと教えていただいているおかげです。下期もしっかり取り組みますので、引き続きよろしくお願いいたします。
② 社長へ(口頭・手渡しされたとき)
ありがとうございます。大切に使わせていただきます。これからも会社のお役に立てるよう頑張ります。
社長、賞与をいただきありがとうございました。今期はお客様の対応で多くの経験を積ませていただきました。来期もよろしくお願いいたします。
③ 社長からの全社メールに個別に返信する
件名:Re:賞与支給について
◯◯社長
お疲れさまです。◯◯部の□□です。
このたびは賞与をいただき、誠にありがとうございました。
今期は◯◯の立ち上げに関わらせていただき、大変よい経験になりました。
来期も成果でお応えできるよう、精一杯取り組んでまいります。
引き続きよろしくお願いいたします。
注意
全社あてのメールに全員返信でお礼を送ると、全員の受信箱が埋まります。返すなら差出人だけに送ります。全員返信の使い分けはCCの人への返信と全員返信の使い分けを参考にしてください。職場で誰も返信していないなら、返さなくても失礼にはなりません。
④ 上司へ(社内メール・在宅勤務などで会えないとき)
件名:賞与のお礼
◯◯部長
お疲れさまです。□□です。
本日、賞与をいただきました。ありがとうございます。
上期は◯◯の案件で何度もご相談に乗っていただき、大変心強く感じておりました。
下期は◯◯の改善にも取り組み、チームの成果に貢献できるよう頑張ります。
引き続きご指導のほど、よろしくお願いいたします。
⑤ 上司へ(個別のチャット)
◯◯さん、お疲れさまです。賞与ありがとうございました。上期はたくさんフォローしていただいて助かりました。下期も頑張りますので、引き続きよろしくお願いします。
注意
チャットでも上司には「ありがとうございました」「よろしくお願いします」まで書くと、軽くなりすぎません。チャットの敬語は社内チャットの敬語とマナーにまとめています。
⑥ チームのチャットに一言(流れができているとき)
賞与ありがとうございました。下期もよろしくお願いします。
⑦ 新入社員が初めての賞与をもらったとき(上司へ口頭)
◯◯さん、初めての賞与をいただきました。ありがとうございます。まだ教えていただくことばかりですが、早く一人で任せていただけるよう頑張ります。
注意
入社して最初の賞与は、「寸志」として少額が支給される会社もあります。寸志をもらったときのお礼の言い方は寸志のお礼メールの例文にあります。
⑧ 中途入社で、最初の賞与をもらったとき
◯◯部長、入社して初めての賞与をいただき、ありがとうございました。まだ半年ほどですが、皆さんに温かく迎えていただいたおかげで、仕事にも慣れてきました。これからもっと貢献できるよう頑張ります。
⑨ 評価面談で賞与の評価を伝えられたとき
評価していただき、ありがとうございます。◯◯の件は、ご相談に乗っていただいたおかげでやり遂げられました。ご指摘いただいた◯◯の点は、下期の目標に入れて取り組みます。
⑩ 管理職が、部下を代表して社長・役員へ(メール)
件名:賞与のお礼(◯◯部)
◯◯社長
お疲れさまです。◯◯部の□□です。
このたびは賞与をご支給いただき、誠にありがとうございました。部のメンバーにも、会社からの評価として伝えております。
下期は◯◯の目標達成に向け、部一丸となって取り組んでまいります。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
⑪ 業績が厳しい中で支給されたとき
◯◯社長、厳しい状況の中で賞与をご支給いただき、ありがとうございました。会社の期待に応えられるよう、来期は◯◯で成果を出せるよう取り組みます。
部下からお礼を言われたときの返し方(上司向け)
こちらこそ、上期は本当によく頑張ってくれたね。ありがとう。下期もよろしく。
◯◯さんの頑張りが評価された結果だと思います。下期も期待しています。
部下のお礼には、頑張りを具体的に一つ認める言葉で返すと、次への意欲につながりやすくなります。
よくある失敗・避けたい言い方
| 避けたい言い方・やり方 | 気になる点 | 言い換え・直し方 |
|---|---|---|
| 思ったより多くてびっくりしました | 金額に触れることになり、周りが気をつかう | 賞与をいただき、ありがとうございました |
| ボーナスあざっす | くだけすぎる | 賞与ありがとうございました |
| ご苦労さまです(上司・社長へ) | 目上に使うのは避けたほうがよいとされることが多い | お疲れさまです |
| 社長の全社メールに全員返信でお礼 | 全員の受信箱が埋まる | 差出人にだけ返信する、または返信しない |
| 参考になりました(評価面談で) | 目上には軽く聞こえることがある | 大変勉強になりました |
| 了解しました(支給の連絡に) | 目上には軽く聞こえると感じる人もいる | 承知しました。ありがとうございます |
| ◯◯さんより少なかったのですが… | 他の人との比較は相手も答えにくい | 評価について相談するなら、面談の場で落ち着いて聞く |
注意
目上の人への「ご苦労さま」「了解しました」の使い方には、気にする人とそうでない人がいます。迷ったら「お疲れさまです」「承知しました」にしておくと無難です。
伝える前のチェックリスト
- 職場でお礼を伝える習慣があるか(周りに合わせてよい)
- 金額や他の人との比較に触れていないか
- 日頃の指導・会社へのお礼を一言入れたか
- これからの意気込みを具体的に一つ書いたか
- 全社メールに全員返信していないか
- チャットでも上司・社長への敬語が崩れていないか
- 長くなりすぎず、相手の時間を取らない長さか
この記事の要点
- 賞与のお礼はお礼+日頃への感謝+意気込みの三つで十分。
- 金額や他の人との比較には触れない。
- 上司には会ったときに口頭で。会えなければ社内メールか個別のチャット。
- 社長の全社メールには全員返信しない。返すなら差出人にだけ短く。
- お礼を言うかどうかは職場の習慣に合わせてよい。言わなくても失礼ではない。
FAQ
よくある質問
賞与は労働の対価なので、お礼を言わなければならないものではありません。職場によって習慣が違うので、周りに合わせて構いません。社長から手渡されたときや、評価面談で伝えられたときは、ひと言お礼を伝えると気持ちよく受け取れます。
必ずしも必要ではありません。返すなら全員返信は避け、差出人だけに短くお礼と意気込みを送ります。職場で誰も返信していないなら、返さなくても失礼にはなりません。
社内の会話ではどちらも使われますが、メールや社長への改まったお礼では「賞与」のほうが落ち着いた言い方になります。チャットや同僚との会話なら「ボーナス」でも構いません。
賞与へのお礼、日頃の指導へのお礼、これからの意気込みの三つです。意気込みは「下期は◯◯に取り組みます」のように具体的に一つ書くと伝わりやすくなります。金額には触れません。
「初めての賞与をいただきました。ありがとうございます」に、教えてもらっていることへのお礼と、早く一人前になりたいという意気込みを添えます。寸志として支給された場合も、同じ形で伝えられます。