スピーチ
11月の朝礼スピーチ ネタと例文
勤労感謝の日・休み方・年末の準備
11月の朝礼で話しやすいのは、勤労感謝の日(11月23日)にちなんだ感謝の話、文化の日(11月3日)にちなんだ学びの話、そして寒さと体調、年末に向けた段取りです。まずは下の一覧から話題を一つ選び、そのまま読める1分の例文を自分の体験に置き換えてみてください。
結論
11月の朝礼スピーチは、①その月の話題を一つ ②自分の体験を一つ ③仕事でどうするかの順で話すと1分に収まります。11月は感謝と、年末に向けた準備が話の軸になる月です。
11月に使える話題と、すぐ読める1分の例文
| 話題 | 日付・時期 | 話の切り口 |
|---|---|---|
| 文化の日 | 11月3日(国民の祝日) | 最近学んだこと、趣味から得たこと |
| 勤労感謝の日 | 11月23日(国民の祝日) | 一緒に働く人への感謝 |
| 過労死等防止啓発月間 | 11月 | 休み方、困ったときの相談 |
| 寒さ・かぜの予防 | 11月全体 | 体調管理、早めの休養 |
| 年末に向けた段取り | 11月下旬 | 締め切りからの逆算 |
そのまま読める1分の例文(勤労感謝の日)
おはようございます。11月23日は勤労感謝の日です。祝日の法律には、この日の趣旨として「国民たがいに感謝しあう」とあるそうです。それで、この一年、誰に助けてもらったかを思い返してみました。真っ先に浮かんだのは、私が電話に出られないときに、いつも代わりに受けてメモを残してくれる◯◯さんです。当たり前のように助けてもらっていて、きちんとお礼を言えていなかったと気づきました。◯◯さん、いつもありがとうございます。私も、周りの人が手を離せないときには、自分から代わりに動くようにします。
注意
日付は、文化の日・勤労感謝の日は国民の祝日に関する法律 第2条、過労死等防止啓発月間は過労死等防止対策推進法 第5条によります。祝日が日曜日に当たるときは、その後のいちばん近い祝日でない日が休日になります(同法 第3条第2項)。
11月の話題の一覧
| 話題 | 日付・時期 | 話の切り口 | 結びの例 |
|---|---|---|---|
| 文化の日 | 11月3日 | 習い事や本から学んだこと | 学んだことを仕事に一つ試す |
| 勤労感謝の日 | 11月23日 | 助けてもらったこと、言えていなかったお礼 | 自分も周りを手助けする |
| 過労死等防止啓発月間 | 11月 | 疲れをためこんだ経験、休んで立て直した経験 | 休みを取る、早めに相談する |
| 寒さ・かぜの予防 | 11月全体 | 朝の冷え込みで体調を崩しかけた | 手洗い・睡眠、無理をせず休む |
| 年末に向けた段取り | 11月下旬 | 去年の年末に慌てたこと | 締め切りから逆算して予定を組む |
| 一年の残りを意識する | 11月 | 今年の目標の進み具合 | 残りの期間で一つやり切る |
| 紅葉・秋の行楽 | 11月 | 休日に出かけた先で気づいたこと | 仕事を離れて気分を切り替える |
| 忘年会の準備 | 11月下旬 | 幹事を任された、店選び | 早めの予約・出欠の確認 |
過労死等防止啓発月間は、国民の間に過労死等を防ぐことの大切さへの関心と理解を深めるための月間です(過労死等防止対策推進法 第5条)。朝礼で触れるときは、重い話にしすぎず、休み方や相談のしやすさにつなげると、聞く人を選びません。
11月の朝礼スピーチ例文(1分・3分)
1分:文化の日(学び直し)
おはようございます。先週の文化の日に、久しぶりに書道の教室に行ってきました。学生のころ以来なので、筆の持ち方から教わり直しました。先生に「上手に書こうとするより、一画ずつ丁寧に」と言われて、仕事でも同じだなと思いました。私は急ぐと、資料の確認を飛ばしてしまうことがあります。一つずつ丁寧に確かめたほうが、結局やり直しが少なく、早く終わります。年末に向けて忙しくなりますが、丁寧さを忘れずにいきたいと思います。
1分:休み方(過労死等防止啓発月間)
おはようございます。今月は過労死等防止啓発月間です。私は以前、締め切りが重なった時期に休みを取らずに働き続け、最後は体調を崩して、かえって周りに迷惑をかけてしまったことがあります。そのとき上司に「休むのも段取りのうち」と言われたのが、今でも心に残っています。それからは、忙しい時期ほど、先に休む日を予定に入れるようにしています。疲れがたまっていると感じたら、一人で抱え込まずに声をかけてください。私も、相談しやすい雰囲気をつくれるよう心がけます。
1分:寒さとかぜの予防
おはようございます。今日は、体調管理の話です。先週、朝の冷え込みを甘く見て薄着で出かけたら、のどを痛めてしまいました。それからは、前日の夜に天気予報を見て、上着を一枚持って出るようにしています。年末に向けて忙しくなるこの時期に体調を崩すと、自分だけでなくチームの予定にも響きます。手洗いや睡眠といった基本を大事にして、具合が悪いときは無理をせず早めに休みましょう。
1分:年末に向けた段取り
おはようございます。今日は、年末の段取りの話です。去年の12月、私は年内に終わらせる仕事を把握しきれず、最後の週に慌てて取引先に確認の連絡を入れることになりました。先方も年末で忙しいなか、申し訳ないことをしました。今年はその反省から、今のうちに年内の締め切りを一覧にして、取引先の年末の休みも確かめておくことにしました。年末は自分たちだけでなく、相手も忙しい時期です。早めに確かめておきましょう。
3分:勤労感謝の日(一緒に働く人への感謝)
おはようございます。少しお時間をいただいて、勤労感謝の日にちなんだお話をさせてください。
国民の祝日に関する法律では、勤労感謝の日の趣旨を「勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」と定めています。ふだん、自分の仕事に感謝することはあっても、「互いに」感謝し合う機会はあまりないように思います。
今年、私たちの部署では、大きな案件の納品が年の半ばに重なりました。その間、私はお客様とのやり取りばかりに追われていましたが、振り返ってみると、見えないところで支えてくれた人がたくさんいました。夜遅くまで検品の段取りを組んでくれた◯◯さん。急な仕様の変更を、嫌な顔ひとつせずに図面に反映してくれた◯◯さん。それから、私たちが出払っている間、電話や来客の対応を一手に引き受けてくれた◯◯さん。どなたか一人でも欠けていたら、あの納品は間に合わなかったと思います。
忙しいときほど、助けてもらったことを当たり前のように受け取ってしまいがちです。私自身、きちんとお礼を言えていなかったことに、今回あらためて気づきました。この場を借りて、ありがとうございました。
年末に向けて、また慌ただしい時期に入ります。そんなときこそ、「ありがとう」と「手伝えることはありますか」を、口に出して言い合える職場にしたいと思います。私もまず、自分から言うようにします。今日も一日、よろしくお願いいたします。
注意
感謝を伝える相手の名前を出すときは、一部の人だけに偏らないよう、目立たない仕事をしている人も入れると、聞いている全員が報われます。年末に書面やメールで感謝を伝える例文は年末の社内向けのお礼の例文にあります。
11月の話の組み立て方(話題→自分の体験→仕事への結び)
| 段 | 言うこと | 11月の例 |
|---|---|---|
| ①話題 | 今日の話を一言で | 「今日は、勤労感謝の日にちなんでお礼を言わせてください」 |
| ②自分の体験 | 実際にあったこと、気づいたこと | 「電話に出られないとき、いつも◯◯さんが受けてくれていました」 |
| ③仕事への結び | 職場で自分がすること、皆さんへのお願い | 「私も、手が離せない人がいたら代わりに動きます」 |
- 感謝の話は、誰の、どの行動に助けられたかを具体的に言うと伝わります。
- 休み方の話は、自分の失敗談から入ると、聞く人が身構えません。
- 法令の言葉を引くときは、原文のとおりに。うろ覚えなら「感謝し合う日とされています」程度にとどめます。
注意
話の型そのもの(結論→出来事→仕事へのつなげ方)と、季節を問わないネタの探し方は朝礼スピーチの例文とネタにまとめています。原稿が何分になるかはスピーチの文字数・時間換算ツールで確かめられます。
この記事の要点
- 11月の話題は文化の日・勤労感謝の日・休み方・寒さと体調・年末の段取り。
- 文化の日は11月3日、勤労感謝の日は11月23日。11月は過労死等防止啓発月間。
- 感謝の話は誰の、どの行動かを具体的に。
- 年末の段取りは11月のうちに締め切りを一覧に。
FAQ
よくある質問
勤労感謝の日(11月23日)にちなんだ感謝の話、文化の日(11月3日)にちなんだ学びの話、寒さとかぜの予防、年末に向けた段取りが話しやすい話題です。
国民の祝日に関する法律では、趣旨を「勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」としています。この「互いに感謝し合う」につなげて、一緒に働く人に助けてもらった具体的な出来事を一つ話し、お礼を言うと1分の話になります。
過労死等防止対策推進法 第5条で定められた月間で、11月とされています。朝礼で触れるときは、休みの取り方や、困ったときに相談しやすい職場づくりの話につなげると話しやすくなります。
早すぎません。年末は取引先も休みに入るため、11月のうちに年内の締め切りや相手の休みを確かめておく話は、聞く側にも役に立ちます。
毎日の朝礼なら1分ほどが目安です。勤労感謝の日の前後などで時間をもらえる場合は、感謝の相手と出来事を具体的に話して3分ほどにまとめます。