社内文書
ストレスチェックの案内文 例文
実施・受検のお願い・面談の案内
ストレスチェックの案内文で社員がいちばん気にするのは、「答えた内容を会社の誰が見るのか」です。結果の扱いと相談先を案内の中ではっきり書くと、安心して答えてもらえます。このページでは、実施の案内から面談の案内まで、段階ごとの文例を並べました。制度の細かい決まりは、実施者(産業医など)や社会保険労務士、厚生労働省の公開資料で確認してから文面を決めてください。
結論
ストレスチェックの案内文は①目的(自分のストレスの状態に気づくため) ②期間 ③回答の方法と所要時間の目安 ④実施者と、結果を誰が見るか ⑤結果の届き方 ⑥面談の申し出の方法 ⑦相談窓口で書きます。④と⑤は実施者と人事で決めた内容をそのまま書きます。
案内を書く前に決めておくこと
| 決めること | 案内文での書き方 |
|---|---|
| 実施者 | 「実施者:産業医 ◯◯先生」「委託先:◯◯(外部機関)」など、役割と名前 |
| 期間と方法 | Webか紙か、回答のURLや配布の方法、所要時間の目安 |
| 結果を誰が見るか | 本人に直接届くこと、会社が見る範囲。実施者と決めたとおりに |
| 面談の申し出 | 申し出の方法と窓口。申し出たことの扱い |
| 集団での分析 | 部署ごとなどの集計を行うか、どう使うか |
| 相談窓口 | 社内の窓口と、社外の窓口(委託先・公的な相談先など) |
Point
このページの文例は書き方の型です。対象者や結果の扱いなど制度に関わる部分は、実施者と人事で確認した内容に置き換えてください。
実施の案内メール
件名:ストレスチェック実施のお知らせ(◯月◯日〜◯月◯日)
社員各位
お疲れさまです。人事部の◯◯です。
皆さんが自分のストレスの状態に気づき、働きやすい職場づくりにつなげるため、下記のとおりストレスチェックを実施します。
■期間:◯月◯日(◯)〜◯月◯日(◯)
■方法:下記のURLからWebで回答(所要時間は10分ほど)
◯◯◯◯(ログインIDは別のメールでお送りします)
■実施者:産業医 ◯◯先生(委託先:◯◯)
■結果:回答後、ご本人に直接お知らせします。◯◯(会社が見る範囲を、実施者と決めたとおりに記載)
■面談:結果について医師との面談を希望される方は、結果の通知に記載の方法でお申し出ください
■相談窓口:◯◯(社内)、◯◯(社外)
業務時間内に回答して構いません。ご協力をお願いします。
問い合わせ先:人事部 ◯◯(内線◯◯)
注意
回答の時間を業務時間内にしてよいかなど、扱いは社内で決めてから書いてください。
受検のお願い(期間の終わりが近いとき)
件名:【◯月◯日まで】ストレスチェックの回答のお願い
社員各位
お疲れさまです。人事部の◯◯です。
ストレスチェックの回答期間が、◯月◯日(◯)で終わります。すでに回答いただいた方、ありがとうございます。
まだの方は、10分ほどで終わりますので、期間内のご回答をお願いします。ログインできない場合は、人事部 ◯◯までご連絡ください。
回答URL:◯◯◯◯
お願いのメールは、誰が回答したかが周りに分からない形(全員宛てに「回答済みの方はありがとうございます」と添える)で送るのが無難です。個別に連絡する場合の扱いも、実施者と決めておいてください。
結果の通知と面談(面接指導)の案内
件名:ストレスチェックの結果と面談のご案内
◯◯さん
ストレスチェックの実施者の◯◯です。
先日のストレスチェックの結果をお送りします。結果は、添付の資料(パスワードは別にお送りします)でご確認ください。
結果について、医師との面談をご希望の場合は、◯月◯日(◯)までに下記の方法でお申し出ください。面談は業務時間内に、◯◯で行います。
・申し出の方法:◯◯
・面談の担当:産業医 ◯◯先生
面談を希望しない場合も、気になることがあれば、下記の相談窓口をご利用ください。
相談窓口:◯◯
Point
結果と面談の案内は、本人にだけ届く方法で送ります。件名に「高ストレス」などの言葉を入れない、CCを付けない、紙なら封をして手渡す、を守ってください。誰から送るか(実施者か、人事か)も事前に決めておきます。
実施後のお礼と職場づくりへの共有
件名:ストレスチェックへのご協力ありがとうございました
社員各位
先日のストレスチェックへのご協力、ありがとうございました。
個人の結果は、ご本人にのみお送りしています。部署ごとの集計(個人が特定されない形)は、職場の環境づくりの検討に使い、主な取り組みは◯月にお知らせします。
結果について相談したいことがあれば、いつでも下記の窓口をご利用ください。
社内の健康に関する案内は、健康診断の案内文もあわせて参照してください。社員にアンケートを依頼するときの書き方は社内アンケートの依頼文にまとめています。
この記事の要点
- 案内の前に実施者・方法・結果の扱い・面談・相談窓口を実施者と人事で決める。
- 案内文では「結果を誰が見るか」をはっきり書く。
- 受検のお願いは誰が未回答か分からない形で全員宛てに。
- 結果と面談の案内は本人だけに届く方法で、件名に結果を書かない。
- 制度の細かい決まりは公的な資料と実施者で確かめてから。
FAQ
よくある質問
「皆さんが自分のストレスの状態に気づき、働きやすい職場づくりにつなげるため、下記のとおりストレスチェックを実施します」と書き、期間、回答の方法と所要時間の目安、実施者、結果の届き方と会社が見る範囲、面談の申し出の方法、相談窓口を並べます。
結果を本人に送る文面の中で、面談を希望する場合の申し出の方法と期限、面談の担当者と場所を書きます。件名に結果を表す言葉を入れず、本人にだけ届く方法で送ります。誰から送るかは実施者と人事で決めておきます。
「回答期間が◯月◯日で終わります。すでに回答いただいた方、ありがとうございます。まだの方は期間内のご回答をお願いします」のように、全員宛てに送ります。誰が未回答かが周りに分からない形にするのが無難です。