メール
お見舞いのお礼メール 例文
ビジネスで上司・職場・取引先へ送る書き方
結論:お見舞いのお礼メールは、仕事に戻った日に「①お見舞いへのお礼 ②回復の報告 ③休んでいた間の対応へのお礼 ④今後の一言」を短く送れば十分です。病名や経過は書かなくて構いません。上司や部署へは社内メールかチャット(会えるなら口頭も)、取引先へは業務再開の報告を兼ねたメールで送ります。
そのまま使える一文は「入院中は温かいお見舞いをいただき、ありがとうございました。おかげさまで本日から復帰いたしました。ご迷惑をおかけした分、少しずつ取り戻してまいります。」。
このページには、上司・部署・同僚・取引先・役員あての場面別の例文、療養中に送る一報、まだ通院が続くとき、お礼が遅れたとき、お返しの品に添える一言、目上の方へのお礼状の形、件名の一覧、送る前のチェックリスト、よくある失敗をまとめています。お見舞いのメールを送る側の文例はお見舞いメールの例文(ビジネス)、お返しの品とのしは快気祝い・快気内祝いの考え方を見てください。
結論
お見舞いのお礼は①いただいたお見舞い(品物・お見舞い金・お花・メッセージ)へのお礼 ②回復の報告(詳しい病状は書かなくてよい) ③休んでいた間に仕事を引き受けてくれたことへのお礼 ④今後の一言で構成します。社内は復帰した日に、取引先には担当に戻ったことの報告を兼ねて送ります。お返しの有無や時期は地域や会社の慣習によるため、上司や総務、家族に確認して決めます。
すぐ使える一言(コピー用)
| 場面 | 一言 |
|---|---|
| 上司へ(口頭・チャット) | 入院中はお見舞いをいただき、ありがとうございました。本日から復帰いたしました。 |
| 部署全体へ | 皆さまからのメッセージに励まされました。不在の間のご対応、ありがとうございました。 |
| 同僚へ | お見舞いありがとう。休んでいる間、◯◯の件を引き受けてくれて本当に助かりました。 |
| 取引先へ | ご丁寧なお見舞いのお言葉をいただき、誠にありがとうございました。本日より業務に戻っております。 |
| 療養中の一報 | お心遣いをいただき、ありがとうございます。復帰の時期が決まりましたら、改めてご連絡いたします。 |
| まだ通院中 | おかげさまで快方に向かっております。しばらく通院が続きますが、業務は通常どおり進めてまいります。 |
| お礼が遅れた | お見舞いをいただきながら、お礼が遅くなり申し訳ございません。 |
| お返しに添える | おかげさまで元気になりました。ささやかですが、皆さんで召し上がってください。 |
いつ・どの手段で・誰に送るか
| 相手 | 手段 | タイミング |
|---|---|---|
| 直属の上司 | 口頭+メールかチャット | 復帰した日。入院中に落ち着いたら短い一報でもよい |
| 部署・チーム | 社内メールかチャット | 復帰した日 |
| 個人的にお見舞いをくれた同僚 | 口頭かチャット | 復帰した日か、会ったとき |
| 病院までお見舞いに来てくれた人 | 口頭でお礼+メールかチャット | 復帰した日か、次に会ったとき |
| 取引先 | メール | 仕事に戻った日。業務再開の報告を兼ねる |
| 役員・会社名義でいただいた | 上司を通す、または会社の決まりに沿ってメールかお礼状 | 復帰後、早めに |
メール・チャット・手紙・口頭の使い分け
| 手段 | 向いている相手・場面 | 注意点 |
|---|---|---|
| 口頭 | 同じ職場の上司・同僚 | 忙しい時間を避けて短く。部署全体へはメールかチャットも合わせる |
| チャット | 同僚、ふだんチャットでやりとりする上司 | 一言で終わらせず、休んだ間のお礼まで書く |
| メール | 取引先、部署全体、他部署の人 | 件名で用件がわかるようにする |
| 手紙(お礼状) | 役員、目上の取引先、お返しの品に添えるとき | 形式は会社の慣例に合わせる。迷うときは上司に確認 |
Point
入院中や療養中に、無理をしてお礼を送る必要はありません。落ち着いたら短く「ありがとうございました。まずはお礼まで」と伝え、復帰したときに改めて報告すれば十分です。休み明けの挨拶全般は休み明けの挨拶にまとめています。
件名の付け方
| 相手 | 件名の例 |
|---|---|
| 上司・部署(社内) | お見舞いのお礼と復帰のご報告(□□) |
| 部署の皆さんへ(社内) | 営業部の皆さまへ お見舞いのお礼 |
| 取引先 | お見舞いのお礼と業務再開のご報告(株式会社△△ □□) |
| 療養中に一報だけ送る | お見舞いのお礼(□□) |
| 後日、改めて送る | 先日のお見舞いのお礼(□□) |
お礼メールの型(穴埋めテンプレート)
件名:お見舞いのお礼と復帰のご報告(【名前】)
【宛名】
【挨拶】お疲れさまです/いつもお世話になっております。【名前】です。
【お礼】入院中は、【いただいたもの:温かいお見舞いの品/お見舞いのお言葉/お花】をいただき、ありがとうございました。
【回復の報告】おかげさまで回復し、本日から【出社/業務に戻って】おります。
【休んだ間のお礼】不在の間は【ご迷惑をおかけしました/◯◯の件をご対応いただき、ありがとうございました】。
【必要なら制限】しばらく【通院のため◯曜日は早めに退社する】ことがあります。
【今後】少しずつ取り戻してまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします。
注意
取引先あてでは【休んだ間のお礼】のあとに、止まっていた案件の今後(誰が・いつまでに連絡するか)を一文入れると、相手が安心できます。
送る前のチェックリスト
- 何をいただいたか(お見舞いの品・お見舞い金・お花・メッセージ)に触れたか
- 回復の報告を入れたか(病名や詳しい経過は書かなくてよい)
- 休んでいた間の対応へのお礼を書いたか(仕事を引き受けてくれた人へ)
- 通院や業務の制限があるなら、必要な範囲だけ伝えたか
- 取引先へは担当に戻ったことと、止まっていた件の今後を書いたか
- お詫びばかりにならず、お礼が中心になっているか
- 今後の一言で締めたか
- お返しを用意するかは地域や会社の慣習を確認したか
注意
病気や怪我の内容をどこまで職場に伝えるかは本人が決めることです。お礼のメールに詳しい病状を書く必要はありません。業務に配慮が必要なことは、上司や人事に個別に相談してください。
場面別の例文
上司へ(社内メール・復帰した日)
件名:お見舞いのお礼と復帰のご報告(□□)
◯◯部長
お疲れさまです。□□です。
入院中は、温かいお見舞いをいただき、ありがとうございました。
おかげさまで回復し、本日から出社しております。
長くお休みをいただき、ご迷惑をおかけしました。
不在の間の業務の調整についても、ご配慮いただき感謝しております。
今日から少しずつ取り戻してまいりますので、よろしくお願いいたします。
病院までお見舞いに来てくださった上司へ(社内メール)
件名:先日のお見舞いのお礼(□□)
◯◯課長
お疲れさまです。□□です。
お忙しいなか、病院までお見舞いに来てくださり、ありがとうございました。
職場の様子を伺えたことで、安心して休むことができました。
おかげさまで本日から復帰しております。
しばらくはご相談しながら進めることもあるかと存じますが、よろしくお願いいたします。
部署の皆さんへ(社内メール・寄せ書きやお見舞いの品をもらった)
件名:営業部の皆さまへ お見舞いのお礼
営業部の皆さま
お疲れさまです。□□です。
本日から復帰いたしました。
入院中は、皆さまからのメッセージとお見舞いの品をいただき、ありがとうございました。
病室で何度も読み返し、とても励まされました。
不在の間、私の担当分を引き受けてくださった皆さまにも、心よりお礼申し上げます。
引き継ぎの状況を確認しながら、今日から仕事に戻ります。
今後ともよろしくお願いいたします。
部署のチャットへ(短く)
皆さん、本日から復帰しました。
入院中はお見舞いとメッセージをありがとうございました。
不在の間のフォローにも感謝しています。
引き継ぎ状況は、これから担当の方に順番に確認させてください。
同僚へ(チャット)
◯◯さん
お見舞いの品、ありがとうございました。
入院中にいただいた本、少しずつ読んでいました。
おかげさまで、今日から復帰しました。
休んでいた間、◯◯の件を対応してくれて本当に助かりました。
取引先へ(メール・業務再開の報告を兼ねる)
件名:お見舞いのお礼と業務再開のご報告(株式会社△△ □□)
株式会社◯◯
◯◯部 ◯◯様
いつもお世話になっております。株式会社△△の□□です。
このたびは、私の入院に際し、ご丁寧なお見舞いのお言葉をいただき、誠にありがとうございました。
おかげさまで回復し、本日より業務に戻っております。
不在の間は、ご不便をおかけし申し訳ございませんでした。
お預かりしている◯◯の件は、弊社の◯◯から状況を引き継ぎ、◯日までに改めてご連絡いたします。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
取引先からお見舞いの品が届いた(メール・療養中)
件名:お見舞いのお礼(株式会社△△ □□)
◯◯様
株式会社△△の□□です。
本日、お見舞いの品が届きました。お心遣いをいただき、ありがとうございます。
おかげさまで、少しずつ快方に向かっております。
復帰の時期が決まりましたら、改めてご連絡いたします。
まずは略儀ながら、メールにてお礼申し上げます。
取引先からお花が届いた(メール・復帰後)
件名:お花のお礼と業務再開のご報告(株式会社△△ □□)
◯◯様
いつもお世話になっております。株式会社△△の□□です。
入院中は、きれいなお花をお送りいただき、ありがとうございました。
病室が明るくなり、とても励まされました。
おかげさまで本日より業務に戻っております。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
会社・役員名義でお見舞いをいただいた(社内メール)
件名:お見舞いのお礼(営業部 □□)
◯◯社長
営業部の□□です。
このたびは、私の入院に際しお見舞いをいただき、誠にありがとうございました。
おかげさまで回復し、本日より職場に戻りました。
これまで以上に体調に気をつけながら、業務に励んでまいります。
まずはメールにて、お礼とご報告を申し上げます。
注意
役員や会社名義でいただいたお見舞いへのお礼を、メールで送ってよいか、手紙にするか、上司を通して伝えるかは会社の慣例によります。迷うときは直属の上司に確認してください。
まだ通院が続くことを伝える(上司へ・チャット)
◯◯課長
お見舞いをありがとうございました。本日から出社しています。
しばらく通院が続くため、◯曜日の午後は早めに退社させていただくことがあります。
詳しくは、後ほどご相談させてください。
家族の入院でお見舞いをいただいた(上司へ・社内メール)
件名:お見舞いのお礼(□□)
◯◯部長
お疲れさまです。□□です。
このたびは、父の入院に際しお見舞いをいただき、ありがとうございました。
おかげさまで経過は落ち着き、家族も安心しております。
急なお休みでご迷惑をおかけしましたが、本日から通常どおり勤務いたします。
温かいお心遣いに、改めてお礼申し上げます。
職場に戻らずに退職することが決まっている(メール)
件名:お見舞いのお礼(□□)
◯◯様
□□です。
療養中は、お見舞いをいただき、ありがとうございました。
おかげさまで体調は落ち着いてまいりました。
職場に戻れないまま、ご挨拶がメールになり心苦しいのですが、これまで支えていただいたことに心より感謝しております。
皆さまのご健康をお祈りしております。
目上の方へのお礼状・お返しに添える一言
役員や目上の取引先、お返しの品に添えるときは、メールより手紙のほうが丁寧に受け取られることがあります。手紙は頭語→時候の挨拶→お見舞いへのお礼→回復の報告→相手を気遣う言葉→結語の順で書きます。
拝啓 ◯◯の候、◯◯様にはお変わりなくお過ごしのことと存じます。
先日の入院の際には、お心のこもったお見舞いの品をお送りいただき、心よりお礼申し上げます。
おかげさまで経過もよく、◯月◯日から職場に戻っております。
入院中にいただいたお言葉は、何よりの励みとなりました。
本来であれば直接伺ってお礼を申し上げるべきところ、まずは書中にてお礼申し上げます。
時節柄、どうぞご自愛ください。
敬具
お返しの品に添えるメッセージカード(社内)
入院中は温かいお見舞いをありがとうございました。
おかげさまで元気になり、仕事にも戻ることができました。
心ばかりの品ですが、皆さまで召し上がってください。
改まったお礼状の全体の書き方はお礼状の書き方、お返しをするかどうか、のしの表書きは快気祝い・快気内祝いの考え方にまとめています。のし紙の作成はのし作成ツールで試せます。
よくある失敗と避けたい言い方
| 避けたい言い方・失敗 | 理由 | 言い換え |
|---|---|---|
| 病名・検査結果・経過を細かく書く | 読む側が返事に困り、本人の情報も広がりすぎる | 「おかげさまで回復し、本日から復帰しました」 |
| 「ご心配をおかけして本当にすみませんでした」だけ | お詫びばかりで、お礼が伝わりにくい | お詫びは一言にして、お礼を中心にする |
| 「再び」「繰り返し」「長引く」 | 病気が繰り返すことを連想させるとして、お見舞いの場面では避ける人がいる | 「改めて」「これからも」 |
| 「完全に治りました、もう大丈夫です」と言い切る | 通院中なら、あとで説明しにくくなる | 「おかげさまで回復し」 |
| 部署全体へのメールだけで、個別のお礼をしない | 仕事を引き受けてくれた人に感謝が届きにくい | 代わりに対応してくれた人には、口頭かチャットで個別に伝える |
| 取引先に復帰だけ伝えて、案件の今後を書かない | 相手が誰に連絡すればよいか迷う | 「◯◯の件は◯日までに改めてご連絡いたします」 |
| 「お返しは何がいいですか」と相手に聞く | 相手に気を遣わせる | お返しの扱いは上司・総務・家族に確認する |
「ご心配をおかけしました」の使い方はご心配をおかけしました の意味と使い方にまとめています。
後日のフォロー:お返しの考え方と、お礼が遅れたとき
お返しの考え方
お見舞いへのお返しをするかどうか、いつ・何を贈るか、表書きをどうするかは、地域や会社の慣習によって違います。部署一同からいただいた場合、会社の慶弔の決まりでいただいた場合、取引先からいただいた場合でも扱いが変わることがあります。上司や総務、家族に確認してから決めてください。
お礼が遅れたとき(メール)
件名:先日のお見舞いのお礼(□□)
◯◯様
株式会社△△の□□です。
入院中にお見舞いをいただきながら、お礼が遅くなり申し訳ございません。
おかげさまで回復し、現在は通常どおり業務に当たっております。
温かいお心遣いに、心よりお礼申し上げます。
この記事の要点
- お見舞いのお礼は復帰した日か、落ち着いたときに早めに。
- 社内はメールかチャットと口頭、取引先は復帰報告を兼ねたメール。目上の方やお返しに添えるなら手紙も。
- お礼・回復の報告・休んだ間の対応へのお礼・今後の順。病状は詳しく書かない。
- 取引先には止まっていた案件の今後を一文添える。
- 療養中は無理をせず、短い一報で構わない。
- お返しは地域や会社の慣習に合わせ、上司・総務・家族に確認する。
FAQ
よくある質問
仕事に戻った日に送るのが目安です。入院や療養が長くなりそうなときは、落ち着いたところで「ありがとうございました。まずはお礼まで」と短く送り、復帰したときに改めて報告すれば十分です。
社内の上司・同僚、ふだんメールでやりとりする取引先なら、メールやチャットで構いません。役員や目上の取引先からいただいた場合や、お返しの品を贈る場合は、手紙を添えることもあります。迷うときは上司に確認してください。
書かなくて構いません。「おかげさまで回復し、本日から復帰しました」で伝わります。通院などで業務に影響がある場合は、必要な範囲だけ上司に個別に伝えてください。
「おかげさまで快方に向かっております」「しばらく通院が続きますが」のように、今の状態をそのまま短く書きます。「完全に治りました」と言い切らないほうが、あとで説明しやすくなります。
地域や会社の慣習によって違います。会社の慶弔の決まりでいただいたものはお返し不要としている会社もあれば、職場でお返しを配る慣例がある職場もあります。上司や総務、家族に確認して決めてください。
入院中に届いたお見舞いメールには、落ち着いたら短く返信し、復帰したときに改めてお礼と報告を送る、という二段階にすると無理がありません。お見舞いメールへの返信の文例は、お見舞いメールの記事にまとめています。
会社として正式にお見舞いをいただいた場合は、上司からも一言お礼を伝えることがあります。担当者としてのお礼は自分から送り、会社としてのお礼をどうするかは上司に相談してください。