敬語
「ご心配をおかけしました」の意味と使い方
相手別の一文・場面別メール例文と返事
結論:「ご心配をおかけしました」は「私のことで不安な思いをさせて、すみませんでした」という意味のお詫びです。気にかけてもらったことへの感謝もにじみ、上司・取引先・お客様にもそのまま使えます。基本の形は「お休みの間、ご心配をおかけしました。おかげさまで回復し、本日から通常どおり勤務しております。」のように、お詫び+いまの状況を続けること。相手の仕事に支障が出ていたなら「ご迷惑」も一緒に詫びるのが重さの目安です。このページでは、相手別にそのまま使える一文、場面別のメール・チャット・会話の例文、「いたしました」「ご心配おかけ」との違い、類語と英語、言われたときの返事、送る前のチェックリストをまとめました。
結論
「心配」に相手への敬意を表す「ご」を付けた「ご心配」は、相手が自分のことを気にかけてくれる気持ちを敬う言い方です。自分の行為をへりくだる「お〜する」と合わせた「ご心配をおかけする」は、自分がその心配を相手に負わせたことを表します。過去形の「おかけしました」は心配の種がもう片づいたときに使い、「おかげさまで」と組み合わせると、お詫びとお礼を一度に伝えられます。
【即答】相手別にそのまま使える一文
| 相手 | そのまま使える一文 |
|---|---|
| 上司(メール) | お休みをいただいている間、ご心配をおかけしました。おかげさまで回復し、本日から通常どおり勤務いたします。 |
| 上司(口頭) | 昨日は急にお休みをいただき、ご心配をおかけしました。もう大丈夫です。 |
| 取引先 | 不在の間、ご心配をおかけし、申し訳ございませんでした。おかげさまで、本日より平常どおり対応いたします。 |
| お客様(お知らせ) | ご心配をおかけしましたことを、深くお詫び申し上げます。現在は通常どおりご利用いただけます。 |
| 同僚・先輩 | 心配かけてすみませんでした。お休みの間、代わりに対応してくださってありがとうございました。 |
| お見舞いをくれた人 | ご心配をおかけしました。温かいお言葉をいただき、ありがとうございました。 |
| まだ解決していないとき | ご心配をおかけしております。◯日までに改めて状況をお知らせいたします。 |
Point
迷ったら「ご心配をおかけしました」+「おかげさまで◯◯」+「これからのこと」の3点。お詫びだけで終わらせず、いまは大丈夫だということを一緒に伝えると、相手が安心できます。
意味と組み立て・時制の使い分け
「ご心配をおかけしました」は、相手が自分のために気をもんでくれたことを受け止めて詫びる言葉です。病気やけが、トラブルなど、自分の側の事情で相手を不安にさせたときに使います。
書く順番は①ご心配をおかけしたお詫び → ②いまの状況(回復した、解決した)→ ③これからのこと(引き継ぎ、再発防止、次の連絡)。短くても落ち着いた文面になります。
| 形 | いつ使うか | 例 |
|---|---|---|
| ご心配をおかけしました | 回復・解決したあと | おかげさまで、無事に解決いたしました。 |
| ご心配をおかけしております | まだ続いているとき | 現在も対応中です。◯時に改めてご報告いたします。 |
| ご心配をおかけするかもしれません | これから不安にさせそうなとき(前置き) | 来週は通院のため返信が遅れる日があり、ご心配をおかけするかもしれません。 |
「いたしました」「ご心配おかけ」など似た形の違い
| 言い方 | 違い | 向く場面 |
|---|---|---|
| ご心配をおかけいたしました | 「する」を「いたす」にした、より改まった形 | 取引先・お客様への文書 |
| ご心配をおかけしました | 丁寧で、話し言葉にも書き言葉にも使える | 上司・取引先への報告 |
| ご心配おかけしました | 「を」を省いた形。話し言葉に近く、くだけて見える | 口頭、社内チャット |
| ご心配をおかけして申し訳ございません | お詫びをはっきり言葉にした形 | 相手を長く不安にさせたとき |
| ご心配をおかけしてすみません | 「すみません」はやや軽い | 社内の身近な先輩 |
メールでは「を」を入れた形にしておくと、どの相手にも使えます。
「ご心配いただき」「ご迷惑」「お騒がせ」との使い分け
| 言い方 | 何を詫びる・感謝するか | 合う場面 |
|---|---|---|
| ご心配をおかけしました | 相手を不安にさせたこと(お詫び寄り) | 自分の事情で相手が気をもんだ |
| ご心配いただき、ありがとうございました | 気にかけてくれたこと(お礼寄り) | お見舞いの言葉や連絡をもらった |
| お気遣いいただき、ありがとうございました | 配慮全般(お礼) | 仕事を代わってもらった、配慮してもらった |
| ご迷惑をおかけしました | 相手に実際の手間や損をかけたこと | 納期遅れ、作業のやり直し、予定の変更 |
| お騒がせしました | 周りを驚かせ、落ち着かなくさせたこと | 誤送信、一斉連絡の訂正、ちょっとした騒ぎ |
| ご安心ください | 相手の不安を打ち消す | 解決・回復を伝える文の結び |
お見舞いのメッセージをもらった相手には、「ご心配をおかけしました」と「ご心配いただき、ありがとうございました」を両方使うと、詫びと感謝がそろいます。実害の大きさで選ぶなら「ご迷惑をおかけしております」、周りを驚かせた場合は「お騒がせしました」、配慮へのお礼は「お心遣い」と「お気遣い」の違いも参考にしてください。
使える場面・使わないほうがよい場面
| 場面 | 「ご心配をおかけしました」 | 代わりに使う言葉・添える言葉 |
|---|---|---|
| 体調不良・けがで休み、復帰した | 使える | おかげさまで回復いたしました |
| 家族の事情で急に休んだ | 使える(事情を詳しく書かなくてよい) | ― |
| 連絡が途絶え、相手を不安にさせた | 使える | ご連絡が遅れ、申し訳ございません |
| プロジェクトや提出が遅れ、気をもませた | 使える(遅れで実害が出たなら不足) | ご迷惑をおかけし、申し訳ございません |
| トラブルが解決したことを報告する | 使える | どうぞご安心ください |
| 結果を気にかけてくれていた上司に結果を報告する | 使える | ご助言ありがとうございました |
| まだ解決していない | 過去形は早い | ご心配をおかけしております |
| 相手が事情を知らない | 何のことか伝わらない | 経緯を一言添える、または使わない |
| 相手の仕事に実害が出た | 「ご心配」だけでは軽い | ご迷惑をおかけし、申し訳ございません |
類語・言い換え一覧(丁寧さの段階つき)
| 言い方 | 丁寧さ | 使いやすい場面 |
|---|---|---|
| 多大なるご心配をおかけしましたことを、深くお詫び申し上げます | 最も改まった言い方 | 会社としての文書、多くのお客様へのお知らせ |
| ご心痛をおかけし、心よりお詫び申し上げます | 非常に重い | 相手に深くつらい思いをさせた、改まった謝罪文 |
| ご心労をおかけし、申し訳ございません | 改まった書き言葉 | 長く気をもませた相手への文書 |
| ご心配をおかけし、誠に申し訳ございませんでした | 改まった言い方 | 取引先・お客様へのお詫び |
| ご心配をおかけしました | 丁寧 | 上司・取引先への復帰や解決の報告 |
| ご心配いただき、ありがとうございました | 丁寧(お礼寄り) | お見舞いの言葉をもらった相手 |
| ご心配をおかけしてすみませんでした | やや丁寧 | 社内の身近な先輩 |
| 心配をかけてごめんなさい | 標準 | 親しい同僚 |
注意
「ご心痛」「ご心労」は重く硬い言葉です。体調不良からの復帰程度の連絡に使うと、大げさに読めます。
場面別のメール・チャット・会話の例文
体調不良で休んだあと、取引先に復帰を伝える
件名:本日より業務に復帰いたしました(株式会社△△ □□)
株式会社◯◯
◯◯様
いつもお世話になっております。株式会社△△の□□です。
体調を崩してお休みをいただいている間、ご心配をおかけしました。
おかげさまで回復し、本日より業務に復帰いたしました。
不在の間は◯◯が対応いたしましたが、ご不明な点がございましたら、私までお知らせください。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
上司に復帰を報告する(社内)
件名:本日から復帰しました(□□)
◯◯課長
お疲れさまです。□□です。
お休みをいただいている間、ご心配をおかけしました。
おかげさまで回復し、本日から通常どおり勤務いたします。
不在中に◯◯さんに引き継いでいただいた業務は、本日中に確認して戻します。
急な休みで、連絡が遅れた
件名:昨日の急なお休みについて
◯◯課長
お疲れさまです。□□です。
昨日は家族の急な用事でお休みをいただき、ご連絡も遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。
ご心配をおかけしました。本日からは通常どおり出勤しております。
昨日予定していた◯◯の作業は、本日の午前中に進めます。
メールの不具合で連絡が途絶えていた(社外)
件名:ご連絡が途絶えていたことのお詫び
◯◯様
お世話になっております。株式会社△△の□□です。
弊社のメールの不具合により、◯月◯日から◯日にいただいたメールを受け取れておりませんでした。
その間お返事を差し上げられず、ご心配をおかけしましたこと、誠に申し訳ございません。
いただいていた◯◯のご質問には、下記のとおりご回答いたします。
プロジェクトの遅れを取り戻したことを上司に報告する
件名:◯◯案件の進捗について(遅れ解消のご報告)
◯◯部長
お疲れさまです。□□です。
◯◯案件の作業が予定より遅れ、ご心配をおかけしました。
今週の追加作業で遅れを取り戻し、本日時点で予定どおりの進み具合に戻っております。
今後は毎週金曜に進捗を共有し、遅れが見えた時点でご相談いたします。
提出が遅れた書類を送る(社外)
件名:◯◯資料のご送付(遅くなり申し訳ございません)
◯◯様
お世話になっております。株式会社△△の□□です。
お約束の◯日を過ぎてしまい、ご心配とご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございません。
◯◯資料を添付にてお送りいたします。
ご確認のうえ、お気づきの点がございましたらお知らせください。
まだ解決していないトラブルの途中経過を伝える
件名:◯◯の件の途中経過(◯月◯日時点)
◯◯様
お世話になっております。株式会社△△の□□です。
◯◯の件では、ご心配をおかけしております。
現在、原因の確認を進めており、◯日までに対応の見通しをお知らせいたします。
それまでに変化がございましたら、すぐにご連絡いたします。
トラブルが解決したことを報告する
件名:◯◯の件、解決いたしました
◯◯様
お世話になっております。株式会社△△の□□です。
先日ご相談した◯◯の件ですが、先方との話し合いがまとまり、予定どおり進められることになりました。
ご心配をおかけしましたが、どうぞご安心ください。
ご助言をいただき、ありがとうございました。
サービスの不具合が直ったことをお客様に知らせる
件名:【復旧のお知らせ】◯◯がご利用いただけるようになりました
お客様各位
◯月◯日◯時ごろから、◯◯がご利用いただけない状態となっておりました。
◯時◯分に復旧し、現在は通常どおりご利用いただけます。
ご心配とご不便をおかけしましたことを、深くお詫び申し上げます。
原因と今後の対策は、確認でき次第お知らせいたします。
入院していた人がチームに復帰のあいさつをする(社内一斉)
件名:復帰のごあいさつ(□□)
◯◯チームの皆さん
お疲れさまです。□□です。
入院でお休みをいただいている間、ご心配をおかけしました。
温かいメッセージもいただき、ありがとうございました。
おかげさまで、本日から復帰しました。しばらくは通院のため早めに退社する日がありますが、どうぞよろしくお願いします。
社内チャットで短く伝える
本日から復帰しました。お休み中はご心配おかけしました。不在中の連絡は午前中に確認します。
会話・電話で伝える
(上司に)「昨日は急にお休みをいただいて、ご心配をおかけしました。おかげさまで、もう大丈夫です。」
(取引先との電話で)「先日はご連絡が遅れ、ご心配をおかけしました。その件で、いまお時間よろしいでしょうか。」
(同僚に)「心配かけてごめんね。もう平気。休みの間、代わりに対応してくれてありがとう。」
注意
病名や症状は、相手が返事に困ることもあるので、「体調を崩して」「入院で」程度にとどめて構いません。仕事の引き継ぎや、これからの予定を書くほうが相手の役に立ちます。
イベントの仕事での使い方(現場の例文)
イベントの現場では、当日の小さなトラブルがその場で片づいても、関係者は終わったあとまで気にかけていることがよくあります。収束したら「ご心配をおかけしました」+何が起き、いまどうなっているか+次にすることを、相手が知りたいタイミングで伝えると、信頼を落とさずに済みます。まだ対応が続いているあいだは「ご心配をおかけしております」を使います。
来場者の体調不良に対応したあと、クライアントへ当日中に報告する(メール)
件名:本日の◯◯イベント 来場者の体調不良対応のご報告
◯◯様
本日はありがとうございました。株式会社△△の□□です。
◯時ごろ、会場内で来場者の方がお一人体調を崩され、救護スペースで休んでいただいたのち、ご家族と一緒にお帰りになりました。
現場ではご心配をおかけしました。進行への影響はございませんでした。
対応の経緯は、明日の報告書に記載してお送りいたします。
急に打ち合わせを欠席したあと、当日の現場でクライアントに声をかける(口頭)
(会場入りしたクライアントに)「先日は体調を崩してお打ち合わせを欠席し、ご心配をおかけしました。おかげさまで回復し、本日は終日現場におります。お打ち合わせの内容は◯◯から引き継いでおります。」
音響トラブルで進行が止まったあと、登壇者に声をかける(口頭)
(降壇後、控室で)「先ほどはマイクの不具合でお話を止めてしまい、ご迷惑とご心配をおかけしました。申し訳ございません。原因はワイヤレスの受信機で、予備に切り替えてあります。午後の部は予備機のままで進めます。」
開催可否が前日まで未定だった屋外イベントの参加者へ案内する(メール)
件名:【開催のお知らせ】◯月◯日(◯)◯◯フェスは予定どおり開催します
参加者の皆さま
天候の影響で開催可否のご案内が直前になり、ご心配をおかけしました。
本日◯時に判断を行い、◯月◯日は予定どおり開催いたします。
当日はぬかるみがある場所もございますので、歩きやすい靴でお越しください。
集合時間・場所は、前回のご案内から変更ありません。
搬入の遅れで会場担当者に気をもませたあと(電話)
「◯◯会館の◯◯様でしょうか。株式会社△△の□□です。本日は搬入車両の到着が遅れ、ご心配をおかけしました。先ほど搬入を終え、予定の◯時までに設営が完了する見込みです。撤去の時間は当初のお約束どおりで進めます。」
本番終了後、クライアントに無事終了を伝える(チャット)
◯◯様、本日の◯◯セミナーは◯時に終演し、来場者の皆さまのご退場も完了しました。リハーサル時の映像の不具合ではご心配をおかけしましたが、本番は問題なく投影できています。撤収が終わり次第、改めてご連絡します。
注意
来場者の体調不良などをクライアントに報告するときは、個人が特定できる情報や症状の詳細は書かず、対応の経過と進行への影響を中心にまとめます。相手の予定や費用に影響が出た場合は、「ご心配」だけでなく「ご迷惑をおかけし、申し訳ございません」も添えます。
英語で言うときの表現
| 英語 | ニュアンス | 向く場面 |
|---|---|---|
| Sorry to have worried you. | くだけた言い方 | 親しい同僚へのチャット |
| I'm sorry for causing you concern. | 丁寧 | 上司・取引先へのメール |
| I apologize for any concern this may have caused. | 改まった言い方 | お客様へのお知らせ |
| Thank you for your concern. I'm fully recovered now. | お礼寄り(ご心配いただき) | お見舞いをもらった相手への返事 |
英語のお詫びメール全体の組み立ては英語の謝罪メールにまとめています。
よくある失敗
| 書きがちな言い方 | 気になる点 | 直し方 |
|---|---|---|
| ご心配をおかけさせてしまい | 「おかけする」に「させる」を足す必要はなく、不自然に読める | ご心配をおかけしてしまい |
| ご心配してくださり、ありがとうございます | 「ご〜する」はへりくだる形なので、相手の行為に使うと失礼に感じる人もいる | ご心配いただき/ご心配くださり、ありがとうございます |
| ◯◯様がご心配されていた件 | 文化審議会答申「敬語の指針」は「ご……される」を、本来、尊敬語の適切な形ではないとしている | ◯◯様がご心配くださっていた件 |
| まだ対応中なのに「ご心配をおかけしました」 | 終わったように読める | ご心配をおかけしております |
| 病状を細かく書く | 相手が返事に困ることがある | おかげさまで回復いたしました |
| 相手に実害が出たのに「ご心配をおかけしました」だけ | お詫びとして軽く聞こえる | ご心配とご迷惑をおかけし、申し訳ございません |
| 事情を知らない相手にも同じ文面で一斉に送る | 何のことか分からない | 相手ごとに、知っている範囲に合わせて書く |
送る前のチェックリスト
- 相手は事情を知っているか(知らないなら経緯を一言添えたか)
- 解決・回復したか(まだなら「おかけしております」にしたか)
- 相手に実害が出ていないか(出ていれば「ご迷惑」も詫びたか)
- 「おかげさまで」といまの状況を書いたか
- 引き継ぎ・次の連絡日など、これからのことを書いたか
- 病名や家庭の事情を書きすぎていないか
- お見舞いをもらった相手にお礼も添えたか
「ご心配をおかけしました」と言われたときの返事
言われた側は、回復や解決を喜ぶ一言を返します。体調不良からの復帰なら、無理をしないよう気づかう言葉も添えます。相手の仕事を代わりに引き受けていた場合も、恩着せがましくならないよう、引き継ぎの話は短くします。
| 返し方 | 向く場面 |
|---|---|
| 回復されて何よりです。 | 体調不良からの復帰 |
| どうぞご無理なさらないでください。 | 復帰したばかりの相手 |
| 無事に解決して、安心いたしました。 | トラブルの解決報告 |
| ご丁寧にありがとうございます。 | 取引先からの改まった連絡 |
| お気になさらないでください。困ったときはお互いさまです。 | 社内の同僚・後輩 |
□□様
お世話になっております。株式会社◯◯の◯◯です。
ご丁寧にありがとうございます。回復されて何よりです。
どうぞご無理なさらないでください。
◯◯の件は、改めてご相談させてください。
この記事の要点
- 「ご心配をおかけしました」は自分のことで相手を不安にさせたことへのお詫び。目上にも使える。
- 「おかげさまで」+いまの状況+これからのことを続ける。
- まだ続いているなら「ご心配をおかけしております」。
- お見舞いをもらったら「ご心配いただき、ありがとうございました」も添える。
- 相手に実害が出たときは「ご迷惑」も詫びる。
- 言われた側は「何よりです」「ご無理なさらないでください」。
FAQ
よくある質問
「私のことで不安な思いをさせて、すみませんでした」という意味のお詫びです。気にかけてもらったことへの感謝もにじむ言い方です。
使えます。上司・取引先・お客様のいずれにも使える丁寧な言い方です。より改まった場面では「ご心配をおかけし、誠に申し訳ございませんでした」とします。
「する」をへりくだった「いたす」にした分、より改まった言い方になります。取引先やお客様への文書では「いたしました」、上司への報告や口頭では「しました」で十分です。
話し言葉や社内チャットでは使われますが、くだけて見えます。社外へのメールでは「を」を入れた形にしておくと安心です。
前者はお詫び寄り、後者はお礼寄りの言い方です。お見舞いの言葉をもらった相手には、両方を使うと詫びと感謝がそろいます。
「ご心配をおかけしております」と現在形にし、次にいつ状況を知らせるかを書きます。過去形にすると、終わったように読めます。
丁寧に言うなら「I'm sorry for causing you concern.」、お客様向けなら「I apologize for any concern this may have caused.」が使えます。
「回復されて何よりです」「無事に解決して、安心いたしました」のように、回復や解決を喜ぶ一言を返します。体調不良からの復帰なら「どうぞご無理なさらないでください」を添えます。
詳しく書かなくても構いません。「体調を崩して」「家族の事情で」程度にとどめ、引き継ぎやこれからの予定を書くほうが相手の役に立ちます。
当日の機材トラブル、来場者の体調不良への対応、開催可否の判断が直前になったときなど、関係者や参加者を不安にさせた件が片づいたあとに使います。何が起き、いまどうなっているか、次に何をするかを一緒に伝えると相手が安心できます。対応がまだ続いているときは「ご心配をおかけしております」とします。
相手を不安にさせただけなら十分です。ただ、相手の仕事に支障が出ていた場合は、「ご迷惑をおかけし、申し訳ございませんでした」とお詫びも加えるほうが重さが合います。