ビジネス用語
ネゴとは?意味と「ネゴる」の使い方
場面別の例文と言い換え
結論:「ネゴ」は「ネゴシエーション(negotiation)」の略で、「交渉」または「事前の調整」のことです。使い方は大きく二つで、①社外と価格・納期などの条件を話し合う(交渉)、②会議の前に社内の関係者へ話を通しておく(根回しに近い調整)。動詞にすると「ネゴる」「ネゴする」。くだけた言い方なので、取引先や目上の人には「ご相談」「調整」と言い換えるのが無難です。このページでは、場面別の例文(価格・納期・日程・人員・社内の事前調整・上司への報告・取引先へのメール)、「握る」「根回し」との違い、言い換え表、ネゴの進め方チェックリストと報告テンプレートをまとめました。
結論
「ネゴ」は英語のnegotiation(ネゴシエーション)を日本で縮めた言い方です。英語の negotiation は合意を目指して話し合うこと・交渉を表し、動詞は negotiate です。日本の職場では「ネゴする」「ネゴる」「事前にネゴっておく」のように動詞としても使われ、相手と条件を詰めることのほか、関係者に前もって話を通しておくことを指す場合もあります。
30秒でわかる「ネゴ」
| 項目 | 答え |
|---|---|
| 意味 | 交渉、または事前の調整 |
| 元の言葉 | ネゴシエーション(英語の negotiation) |
| 動詞の形 | ネゴる/ネゴする/ネゴっておく |
| 言い換え | 交渉/調整/事前の相談/すり合わせ/話を通す |
| 使ってよい相手 | 社内の同僚・ふだん使っている上司(チャット・口頭) |
| 避けたい相手 | 取引先・顧客・カタカナ語に慣れていない目上の人・正式な文書 |
| 一文の例 | 納期の件、先方と一度ネゴしてみます。 |
「ネゴ」の二つの意味と見分け方
日本の職場で使われる「ネゴ」の意味は大きく二つです。どちらの意味かは、相手が社外か社内か、決める前の段取りの話かで判断できます。
| 使い方 | 意味 | 見分ける手がかり | 例 |
|---|---|---|---|
| 社外とのネゴ | 価格・納期・条件などを話し合って折り合いをつける(交渉) | 相手が取引先・会場・外注先 | 会場費について、先方とネゴしてみます |
| 社内の事前のネゴ | 会議や決定の前に、関係者へ話を通して理解を得ておく(調整) | 相手が社内の関係者で、「事前に」「会議の前に」が付く | 部長会の前に、営業部長にはネゴしておきます |
Point
「ネゴ」は交渉、または事前の調整を指すくだけた言い方。社内の会話やチャットでは便利ですが、社外の文書では「ご相談」「調整」に置き換えます。
「ネゴる」「ネゴする」の使い方
「ネゴる」は「ネゴ」に「る」を付けて動詞にした、さらにくだけた言い方です。「ネゴする」のほうがやや落ち着いて聞こえます。どちらも社内の会話向きです。
| 形 | 例文 |
|---|---|
| ネゴる(言い切り) | この条件だと厳しいので、もう一回ネゴります。 |
| ネゴった(過去) | 印刷会社とネゴった結果、入稿は◯日まで待ってもらえることになりました。 |
| ネゴっておく(準備) | 企画会議の前に、総務にはネゴっておきます。 |
| ネゴしてもらう(依頼) | 人の手配は、課長から先方の部長にネゴしてもらえると助かります。 |
| ネゴの余地(可能性) | 全額は難しくても、支払い時期ならネゴの余地がありそうです。 |
| ネゴ済み(完了) | 日程は先方とネゴ済みです。あとは社内の承認だけです。 |
場面別の例文
価格・費用のネゴ(社内の会話)
会場費が予算を超えているので、日程をずらせば下げられないか、先方と一度ネゴしてみます。
単価を下げるのが難しければ、備品の貸し出しを込みにしてもらえないかネゴしてみます。
値引きだけをお願いすると角が立つので、発注をまとめる代わりに、という形でネゴします。
納期・日程のネゴ
納期を早めるのは難しそうですが、一部だけ先に納品してもらえないか、ネゴの余地はあると思います。
印刷会社とネゴして、入稿を◯日まで延ばしてもらえました。デザインの修正、あと◯日いけます。
撮影日は先方の都合もあるので、候補日を三つ出してネゴしましょう。
人員・協力のネゴ(部署間)
◯◯部への応援のお願い、先に部長同士でネゴしてもらったほうがスムーズそうです。部長に相談してみます。
当日の受付を二名お借りできないか、総務とネゴしてみます。
社内の事前のネゴ(根回しに近い使い方)
この案は経理部の協力が必要なので、来週の会議の前に、経理の課長にはネゴしておきます。
いきなり役員会に出すと反対が出そうなので、まず事業部長にネゴしてから上げましょう。
事前のネゴは済んでいますが、会議の場でもあらためて経緯を説明します。
上司への報告(社内メール)
件名:◯◯会場の費用についてのご報告
◯◯課長
お疲れさまです。□□です。
◯◯会場の費用について、先方と条件を相談いたしました。
・当初のお見積り:◯◯円
・ご相談の内容:平日の開催に変える代わりに、会場費を下げていただけないか
・先方のお返事:平日であれば、◯◯円まで調整できるとのこと
平日開催に変えて問題がないか、ご判断をいただけますでしょうか。
取引先へのメール(言い換えた形)
件名:お見積りについてのご相談
株式会社◯◯
◯◯様
いつもお世話になっております。株式会社△△の□□です。
先日はお見積りをお送りいただき、ありがとうございました。
社内で検討いたしましたところ、予算を少し上回っておりました。
大変恐縮ですが、開催日を平日に変更するなどの形で、ご調整いただける余地がないか、ご相談させていただけますでしょうか。
件名:納品日についてのご相談
株式会社◯◯
◯◯様
いつもお世話になっております。株式会社△△の□□です。
ご依頼している◯◯の納品日について、ご相談がございます。
当方の事情で恐縮ですが、◯月◯日までに一部だけでも先にお納めいただくことは可能でしょうか。
難しい場合は、ご都合のよい日程をお知らせいただけますと幸いです。
注意
取引先に対しては「ネゴさせてください」とは書かず、「ご相談させていただけますでしょうか」「ご調整いただける余地がございましたら」のように書きます。見積もりについての問い合わせ方は見積依頼メールの例文も参考にしてください。
イベントの仕事での使い方
イベントの仕事では、会場・機材・協賛・出演・クライアントの予算など、一つの案件の中でネゴの相手が何人もいるのが特徴です。ここでは場面ごとに、そのまま使える例文を、メール・チャット・口頭のどれで使うかを添えてまとめます。社内では「ネゴ」で通じても、相手に向けた文では「ご相談」「調整」に言い換えている点に注目してください。
会場費の値引き交渉(会場の営業担当へ)
【社内チャット】◯◯ホールの見積もり、予算を少し超えています。下見のときに、搬入日を前日から当日朝に変えたら会場費が下がるか、担当の◯◯さんとネゴしてみます。
【メール】先日はお見積りをありがとうございました。社内で検討したところ、予算を上回っておりました。仕込みを当日朝からに短縮した場合、ご利用料金をご調整いただける余地はございますでしょうか。
【口頭・下見の場で】来年も同じ時期にこちらで開催したいと考えています。来年分のご予約とあわせて、今回のご利用料金もご相談させていただけますか。
【社内チャット】◯◯ホール、搬入を当日朝にすれば会場費を見直してもらえるとのことでした。ネゴ済みなのは会場費だけで、控室の追加料金はまだ話せていません。
機材費のすり合わせ(音響・照明・映像の会社へ)
【口頭・打ち合わせ】スクリーンは前回より小さいサイズでも足りそうです。サイズを変えた場合と、プロジェクターを1台にした場合で、お見積りを出し直していただけますか。
【メール】◯月◯日の機材のお見積りについてご相談です。照明は会場の常設設備を使う方向で会場と調整しております。その場合、照明の項目を外したお見積りをいただけますでしょうか。
【社内チャット】機材会社とネゴして、ワイヤレスマイクの台数を減らす代わりに予備を1本付けてもらうことになりました。音響の◯◯さんにも確認済みです。
【口頭・電話】撤去を当日中ではなく翌朝にできれば、人員を減らせますか。会場には翌朝の搬出ができるか、こちらで確認します。
協賛金額のすり合わせ(協賛企業の担当者へ)
【メール】協賛のご検討、ありがとうございます。ご提示いただいたご予算の範囲で、ブース出展とプログラムへのロゴ掲載を組み合わせたプランをご用意いたしました。内容について一度ご相談させてください。
【口頭・訪問時】金額は前回と同じままで、登壇の枠を一つ追加する形ではいかがでしょうか。社内でご検討いただく際の資料もこちらでご用意します。
【社内チャット】◯◯社の協賛、金額は据え置きで、ノベルティの配布を加える方向でネゴ中です。来週の先方の社内会議で決まるそうです。
【メール】協賛金額を見直していただく場合は、ご提供内容もあわせて調整いたします。組み合わせの案を添付いたしましたので、ご都合のよいものをお知らせいただけますと幸いです。
出演料・条件の交渉(出演者の事務所・マネージャーへ)
【メール】◯月◯日のご出演についてご相談です。ご提示いただいた出演料は、現在の予算では難しい状況です。出演時間を短くする、またはリハーサルを当日のみとする形で、ご調整いただける余地はございますでしょうか。
【メール】出演料とは別に、交通費・宿泊費・ケータリングの扱いについても確認させてください。こちらで手配する範囲と、そちらでご手配いただく範囲を事前にそろえておきたく存じます。
【社内チャット】◯◯さんの事務所とネゴして、写真の撮影はOK、動画のSNS掲載は事前確認ありで合意しました。条件はメールで送ってもらいます。
【口頭・電話】当日のサイン会もお願いする場合、出演料はあらためてご相談が必要でしょうか。お受けいただけるかどうかも含めて、ご意見を伺えますか。
クライアントとの予算調整(発注元の担当者へ)
【口頭・定例の打ち合わせ】ご予算内に収めるには、二つの方法があります。一つは来場者向けの配布物を減らす案、もう一つは会場を小さめのホールに変える案です。どちらを優先されますか。
【メール】追加でご依頼いただいた配信の対応について、現在のご予算では費用が上回ります。配信を録画の後日公開に変える案と、ご予算を見直していただく案の二つでご相談させてください。
【社内チャット】クライアントの◯◯部長、予算の増額は厳しいけど、会場の装飾を減らすのはOKとのこと。その線で見積もりを作り直して、正式に出す前に明日の午前中に部長とネゴしておきます。
【口頭・打ち合わせ】今の時点で決めていただきたいのは会場と日程の二つです。装飾や配布物は、ご予算が固まってから一緒に詰めさせてください。
社内の「ネゴ」を社外向けに言い換える
| 社内での言い方(チャット) | 相手に向けた言い方 | 使う相手と手段 |
|---|---|---|
| 会場とネゴしてみます | ご利用料金について、ご相談させていただけますでしょうか | 会場の営業担当/メール |
| 協賛額、もう少しネゴできそう | ご提供内容を調整したプランをご用意いたしました | 協賛企業の担当者/メール |
| 出演料、事務所とネゴ中です | 出演条件について、ご調整いただける余地はございますでしょうか | 出演者のマネージャー/メール |
| 予算はクライアントとネゴ済み | 先日ご了承いただいた内容で進めさせていただきます | クライアントの担当者/確認メール |
| 当日、現場でネゴします | 当日の運営について、現地で確認させてください | 協力会社の現場責任者/口頭 |
注意
イベントの交渉は、会場・機材・出演の条件が互いにつながっていることが多いです。たとえば会場の搬入時間が変わると、機材の人員や出演者の入り時間にも影響します。一つの相手とネゴしてまとまったら、ほかの相手との条件に食い違いがないかを確かめてから確定の連絡を出すと、後からの手戻りを防げます。
似た言葉との違い(握る・根回し・すり合わせ)
| 言葉 | 表す内容 | 使いやすい場面 |
|---|---|---|
| ネゴ | 交渉、または事前の調整(くだけた言い方) | 社内の会話・チャット |
| ネゴシエーション | 交渉(やや改まった言い方) | 研修・資料・交渉術の話 |
| 交渉 | 条件などを話し合って折り合いをつけること | 社内外の文書・メール全般 |
| 握る | 話し合って合意を取り付けること(くだけた言い方) | 社内の会話。「先方と握れた」 |
| 根回し | 物事を決める前に、関係者に話を通して理解を得ておくこと | 社内の意思決定の準備 |
| すり合わせ | お互いの考えや条件の違いを確かめ、近づけること | 社内外どちらにも使いやすい |
| 調整 | 関係者の都合や条件をすり合わせること | 社内外どちらにも使いやすい |
| 合意形成(コンセンサス) | 関係者の意見をまとめ、全体で納得した状態をつくること | 会議・プロジェクトの進め方 |
「ネゴ」は話し合う過程、「握る」は合意が取れた結果に重きがあります。「ネゴしてきます」は話し合いに行くこと、「握れました」は話がまとまったことを指します。
社内で使う「事前のネゴ」は「根回し」に近い意味で使われます。ただ、「根回し」に裏で話を決めてしまうという印象を持つ人もいるので、正式な場では「事前にご相談」「事前に調整」と言うほうが穏やかです。進め方は根回しのコツ、関係者全体の納得をつくる進め方はコンセンサス(合意形成)の意味と進め方、誰に話を通すべきかはステークホルダーの意味と洗い出し方にまとめています。
言い換え表:相手別のおすすめの言い方
「ネゴ」は略した言い方で、くだけた印象があります。交渉の相手に向かって「ネゴしましょう」と言うと、駆け引きをするつもりだと受け取られることもあります。
| 相手・場面 | ネゴを使った言い方 | 言い換え |
|---|---|---|
| 社内の同僚・チャット | 先方とネゴしてみます | (そのままで可)先方と相談してみます |
| 社内の上司への報告 | ネゴしておきました | 先方と条件を相談しました/◯◯部長にご相談しておきました |
| 上司へのお願い | 部長からネゴしてもらえますか | 部長から先方にお話しいただけますでしょうか |
| 取引先への申し入れ | 少しネゴさせてください | ご相談させていただけますでしょうか |
| 取引先への条件の打診 | ネゴの余地はありますか | ご調整いただける余地はございますでしょうか |
| 社内の正式な文書・議事録 | ◯◯社とネゴ | ◯◯社と交渉/◯◯社と条件を調整 |
| カタカナ語に慣れていない相手 | ネゴる | 相談する/話し合う/調整する |
相見積もりの結果、ほかの会社にお断りするときの書き方は相見積もりのお断りメールの例文、価格の改定をお知らせする側の書き方は価格改定のお知らせの例文にまとめています。
ネゴの進め方とチェックリスト
- 01
ゴールと譲れる線を決める
「ここまでなら受けられる」という上限・下限と、いちばん望む条件を先に決めておきます。
- 02
相手の事情を想像する
相手にとって何が困るか、何なら受けやすいか(日程・支払い時期・発注量など)を考えます。
- 03
交換できる条件を用意する
値下げだけを頼むのではなく、平日開催・発注のまとめ・早めの支払いなど、相手にも利点のある案を出します。
- 04
決める権限を確認する
その場で決められるのか、社内の承認が要るのかを、自分と相手の両方で確かめます。
- 05
決まったことを文字で残す
話し合いの後に、決まった条件をメールで送って食い違いを防ぎます。
- 06
社内に結果を報告する
誰と何を話し、どうなったか、次に何を決める必要があるかを上司に伝えます。
- 望む条件と、受けられる限度を決めた
- 相手に出せる交換条件を一つ以上用意した
- その場で決めてよい範囲を上司と確認した
- 取引先には「ネゴ」ではなく「ご相談」と書いた
- 決まった条件を、日付・金額・期限まで文字で送った
- 事前にネゴした内容も、会議の場で経緯を共有する段取りにした
ネゴ結果の報告テンプレート
「ネゴしておきました」だけでは、何が決まったのか伝わりません。次の形で報告すると、上司が判断しやすくなります。
【◯◯の件 交渉結果のご報告】
・相手:株式会社◯◯ ◯◯様
・相談した内容:◯◯(例:会場費の引き下げ)
・こちらから出した案:◯◯(例:平日開催への変更)
・相手の回答:◯◯(例:平日なら◯◯円まで調整可)
・まだ決まっていないこと:◯◯
・ご判断いただきたいこと:◯◯を受けてよいか
・回答の期限:◯月◯日まで
よくある失敗と直し方
| ありがちな言い方・進め方 | 気になる点 | 直し方 |
|---|---|---|
| (取引先に)少しネゴさせてください | くだけた言い方で、駆け引きの印象を与えることがある | ご相談させていただけますでしょうか |
| ネゴしておきました(中身を言わない) | 誰と何を話し、どうなったのかが分からない | 上の報告テンプレートの形で伝える |
| 口頭でネゴして終わる | 後で「そんな話はしていない」と食い違うことがある | 決まった条件をその日のうちにメールで送る |
| 権限がないのにその場で約束する | 社内で承認されず、相手に謝ることになる | 「社内で確認してお返事します」と持ち帰る |
| 事前のネゴだけで決めてしまう | 会議に出ていない人が置き去りにされたと感じることがある | 決定の場で経緯を共有し、意見を聞く |
| 値下げのネゴばかりを重ねる | 相手との関係がぎくしゃくすることがある | 日程や内容の調整など、相手にも利点のある案を一緒に出す |
注意
条件を契約に落とし込むときの注意点はイベントの契約書の確認ポイントを参考にしてください。
この記事の要点
- ビジネスの「ネゴ」は「ネゴシエーション(negotiation)」を縮めた言葉で、交渉のこと。
- 社内では会議の前に関係者へ話を通しておく調整(根回しに近い意味)でも使う。
- 動詞は「ネゴる」「ネゴする」。「握る」は合意が取れた結果を指す。
- くだけた言い方なので、社外や目上には「ご相談」「調整」と言い換える。
- ネゴの後は決まった条件を文字で残し、誰と何を話しどうなったかを報告する。
FAQ
よくある質問
「ネゴシエーション」を縮めた言葉で、条件などを話し合って折り合いをつける交渉のことです。社内では、会議の前に関係者へ話を通しておく調整の意味でも使われます。
「ネゴ」を動詞にしたくだけた言い方で、「交渉する」「事前に調整する」という意味です。社内の会話やチャットで使われることがありますが、社外の文書には向きません。
「交渉」「調整」「事前の相談」「すり合わせ」「話を通す」などがあります。取引先には「ご相談させていただけますでしょうか」と書くのが無難です。
社内で使う「事前のネゴ」は「根回し」に近い意味で使われます。ただ、「ネゴ」は社外との交渉の意味でも使われる点が異なります。正式な場では「事前に調整」と言うほうが穏やかです。
「ネゴ」は条件を話し合う過程を指し、「握る」は話し合って合意を取り付けた結果を指すことが多い言い方です。どちらもくだけた言い方なので、社外には「合意しました」「ご了承いただきました」と言い換えます。
関係者との交渉や事前の調整が済んでいる、という意味です。社内では便利ですが、何がどう決まったのかを添えて伝えると誤解が起きにくくなります。
失礼とまでは言えませんが、くだけた言い方で、駆け引きをするつもりだと受け取られることもあります。取引先には「ご相談」「ご調整」と言い換えるのが無難です。
会場費・機材費の見直し、協賛の金額と提供内容のすり合わせ、出演料や出演条件の相談、クライアントとの予算調整などで使われます。社内のチャットや会話では「会場とネゴしてみます」のように言えますが、会場・協賛企業・出演者の事務所・クライアントに向けた文では「ご相談」「ご調整」と言い換えます。