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文例

間違い電話・営業電話の断り方
会社での対応と会話例

間違い電話も営業電話も、丁寧に、短く、はっきり終えるのが基本です。相手が誰であっても、会社の名前で電話に出ている以上、雑な対応はそのまま会社の印象になります。

そのまま言える一言はこちらです。

間違い電話には「こちらは◯◯株式会社でございます。おかけ間違いではございませんか」。
営業電話には「申し訳ございませんが、当社では必要な際にこちらからご連絡しておりますので、今回はお断りいたします」。

営業電話を取り次ぐか、どう断るかは、会社の決まりに従ってください。このページでは、決まりがある前提で、そのまま使える言い方を並べました。

更新: 2026-11-01読了:約6分PRODUCER AGENT 編集部

結論

間違い電話は①こちらの名前を伝える ②相手の間違いを責めずに確かめる ③丁寧に切るの順で対応します。営業電話は①相手の会社名と用件を確かめる ②会社の決まりに沿って取り次ぐか判断する ③断るなら理由は短く、はっきり言う ④社内で記録・共有するの流れです。担当者の名前や携帯電話の番号は、会社の決まりがない限り、営業目的の相手には伝えないのが無難です。

対応の流れ

  1. 01

    いつもどおり名乗る

    「お電話ありがとうございます。◯◯株式会社でございます」。最初は間違い電話か営業電話か分からないので、普段どおりに出ます。

  2. 02

    相手と用件を確かめる

    「恐れ入りますが、どちら様でいらっしゃいますか」「どのようなご用件でしょうか」。

  3. 03

    判断する

    間違い電話なら丁寧に伝えて切ります。営業電話なら、会社の決まりに沿って取り次ぐか断るかを決めます。迷ったら「確認して必要な場合はこちらからご連絡いたします」と預かります。

  4. 04

    丁寧に締める

    「失礼いたします」と言い、相手が切ったのを確かめてから受話器を置きます。

  5. 05

    記録・共有する

    何度もかかってくる営業や、不審な電話は、会社の決まりに沿って記録し、上司や担当部署に伝えます。

Point

営業電話かどうか分からないときは、断らずに預かるのが安全です。取引先の新しい担当者や、社内の誰かが頼んだ業者からの電話であることもあります。「担当者に確認いたしまして、必要な場合はこちらからご連絡いたします」と言えば、どちらの場合でも失礼になりません。

場面別の会話例

会社に間違い電話がかかってきた(受ける側)

相手:◯◯さんのお宅ですか。
自分:恐れ入ります。こちらは◯◯株式会社でございます。おかけ間違いではございませんか。
相手:あっ、失礼しました。
自分:いいえ。失礼いたします。

こちらの電話番号を相手に読み上げる必要はありません。会社の名前だけ伝えれば、相手は間違いに気づけます。

社内にいない人あての電話(受ける側)

相手:◯◯部の◯◯様をお願いします。
自分:恐れ入りますが、当社には◯◯という者はおりません。失礼ですが、どちらにおかけでしょうか。
相手:◯◯株式会社ではありませんか。
自分:こちらは△△株式会社でございます。お間違えのようでございます。

注意

退職した人や異動した人あての電話のこともあります。すぐに「いません」と切らず、社内の名簿を確かめてから答えます。退職者あての電話にどう答えるかは、会社の決まりに従ってください。

自分が間違い電話をかけてしまった(かける側)

相手:はい、◯◯株式会社でございます。
自分:あっ、大変失礼いたしました。番号を間違えてしまいました。お忙しいところ申し訳ございません。失礼いたします。

間違えたと気づいたら、黙って切らずに一言お詫びしてから切ります。相手の着信履歴にこちらの番号が残っていることも多く、黙って切ると不審に思われかねません。

名乗らない営業電話(受ける側)

相手:社長様はいらっしゃいますか。
自分:恐れ入りますが、どちら様でいらっしゃいますか。
相手:◯◯の件でご案内がありまして……
自分:失礼ですが、会社名とお名前を伺えますでしょうか。
相手:(会社名を言わない)
自分:申し訳ございませんが、お名前を伺えないお電話はおつなぎできかねます。失礼いたします。

担当者につないでほしいと言われる営業電話(受ける側)

相手:◯◯のご担当者様をお願いできますか。
自分:恐れ入ります。どのようなご用件でしょうか。
相手:◯◯サービスのご案内です。
自分:申し訳ございませんが、当社ではお電話でのご案内はお断りしております。資料をお送りいただく場合は、当社のホームページのお問い合わせ窓口からお願いいたします。失礼いたします。

注意

資料の受け取り先をどこにするか(問い合わせ窓口・メール・郵送など)は、会社の決まりに従ってください。決まりがなければ、上司に確認しておきます。

何度もかかってくる営業電話(受ける側)

自分:以前にもお電話をいただきましたが、当社では検討しておりません。今後のお電話はご遠慮いただけますでしょうか。
相手:一度だけお話を……
自分:申し訳ございませんが、お受けできません。失礼いたします。

何度も断っているのにかかってくる場合は、相手の会社名・名前・日時を記録し、上司や担当部署に伝えます。どう対応するかは会社の決まりに従います。

取引先かもしれない電話(受ける側)

相手:◯◯株式会社の◯◯と申します。◯◯部の方をお願いしたいのですが。
自分:恐れ入ります。どのようなご用件でしょうか。
相手:◯◯の件で、一度ご挨拶をと思いまして。
自分:かしこまりました。担当の者に確認いたしまして、必要な場合はこちらからご連絡いたします。念のため、お電話番号を伺ってもよろしいでしょうか。

個人の社用携帯に営業電話がかかってきた(受ける側)

自分:申し訳ございません。ただいま業務中のため、お話を伺うことができません。必要な際はこちらからご連絡いたします。失礼いたします。

記録・共有しておく項目

  • かかってきた日時
  • 相手が名乗った会社名・名前(名乗らなければ「名乗らず」)
  • 表示された電話番号
  • 誰あてと言っていたか(社長・担当者・特定の名前など)
  • 用件と、こちらがどう答えたか
  • 以前にもかかってきたかどうか

記録の書き方は伝言メモの書き方のテンプレートが使えます。営業電話の記録を社内で共有しておくと、次に誰が出ても同じ答えができます。

言ってはいけない・避けたい言い方

避けたい言い方理由言い換え
違います(すぐ切る)会社の電話としては冷たい印象になるこちらは◯◯株式会社でございます。おかけ間違いではございませんか
結構です(だけで切る)要るのか要らないのか分かりにくい当社では必要ございませんので、お断りいたします
担当者はいません(実際はいる)事実と違う説明は、後で食い違う当社ではお電話でのご案内はお断りしております
◯◯部長の携帯は◯◯です社内の人の連絡先を、本人や会社の了解なく外部に伝えている担当の者に確認いたしまして、必要な場合はこちらからご連絡いたします
検討しておきます(その気がない)相手が再びかけてくる理由になる今回はお断りいたします
忙しいので相手を責める言い方に聞こえるただいま業務中のため、お話を伺うことができません

断るときは理由を長く説明しないほうが、話が早く終わります。断り方の言い回しは「恐縮です」と「恐れ入ります」のクッション言葉も参考になります。

後日のフォロー

間違い電話をかけてしまった相手に、改めてお詫びするとき

取引先など知っている相手に間違えてかけてしまった場合(別の担当者あてにかけるつもりだった、など)は、次に話すときに一言添えます。

先日は、番号を間違えてお電話をおかけしてしまい、失礼いたしました。

取り次がなかった電話が、実は必要な相手だったとき

株式会社△△の□□です。先日お電話をいただいた際、担当の者におつなぎできず、大変失礼いたしました。改めて、◯◯の件についてお話を伺えますでしょうか。

預かった電話番号に、担当者からかけ直します。改めてメールでご連絡する場合の書き方は営業メールの例文も参考になります。

この記事の要点

  • 間違い電話は会社名を伝え、責めずに確かめ、丁寧に切る。
  • 自分がかけ間違えたら黙って切らず、一言お詫びしてから切る。
  • 営業電話は会社の決まりに沿って、理由は短く、はっきり断る。
  • 営業か分からないときは「確認して、必要な場合はこちらからご連絡いたします」と預かる。
  • 社内の人の名前や携帯電話の番号は、会社の決まりがない限り営業目的の相手に伝えない。

FAQ

よくある質問

01会社に間違い電話がかかってきたら、何と言えばよいですか?

「恐れ入ります。こちらは◯◯株式会社でございます。おかけ間違いではございませんか」と、会社名を伝えて確かめます。こちらの電話番号を読み上げる必要はありません。

02間違い電話をかけてしまったときは、黙って切ってもよいですか?

相手の着信履歴にこちらの番号が残っていることも多いので、「大変失礼いたしました。番号を間違えてしまいました」と一言お詫びしてから切ると丁寧です。

03営業電話はどう断ればよいですか?

会社の決まりに沿って、「当社では必要な際にこちらからご連絡しておりますので、今回はお断りいたします」のように、理由を短く、はっきり伝えます。「検討しておきます」とあいまいにすると、再びかかってくることがあります。

04営業電話か取引先か分からないときはどうすればよいですか?

断らずに「担当の者に確認いたしまして、必要な場合はこちらからご連絡いたします」と預かり、相手の会社名・名前・電話番号を控えて担当者に確認します。

05しつこい営業電話が続くときはどうすればよいですか?

相手の会社名・名前・日時・電話番号を記録し、上司や担当部署に伝えて、会社の決まりに沿って対応します。一人で抱え込まず、社内で同じ答えをするようにそろえると、対応が楽になります。

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