司会
祝電披露の司会 例文
読み上げ方・名前のみ・タイミング
祝電は、式に来られなかった方からのお祝いです。届いた文面をそのまま読めばよいように見えて、実際には全部を読むか・誰の分を読むか・差出人をどう読むかで迷います。このページでは、司会がそのまま使える祝電披露の例文と、主催者と事前に決めておくことをまとめました。自分が祝電を送る側の文例は祝電の文例(ビジネス)にあります。
結論
祝電披露は、来賓紹介・来賓祝辞の後か、閉会の前に置かれることが多いとされます。届いた数が多い場合は主要な数通を全文で読み、残りはお名前のみ紹介するのが一般的とされます。差出人は所属・役職・氏名+「様」で読む形がよく見られます。
祝電披露の基本の例文
続きまして、本日ご臨席がかなわなかった皆さまから、心温まる祝電を頂戴しておりますので、ご紹介申し上げます。(一通目)「◯◯の竣工、誠におめでとうございます。……」◯◯株式会社 代表取締役社長 ◯◯◯◯様より頂戴いたしました。(二通目)「……」◯◯協会 会長 ◯◯◯◯様より頂戴いたしました。
読み方は二通りあります。差出人を先に読んでから本文に入る形と、本文を読んでから差出人を添える形です。どちらでも構いませんが、一つの式の中ではそろえてください。
(差出人を先に読む形)◯◯株式会社 代表取締役社長 ◯◯◯◯様より頂戴いたしました。「◯◯の竣工、誠におめでとうございます。……」
名前のみ・掲示で代える場合と締めの言葉
残りはお名前のみ紹介する場合
このほかにも多数の祝電を頂戴しております。誠に恐縮ではございますが、時間の都合により、お名前のみご紹介させていただきます。◯◯株式会社 ◯◯◯◯様、◯◯株式会社 ◯◯◯◯様、……以上の皆さまより頂戴いたしました。
読み上げを割愛し、掲示や配布で代える場合
本日は多数の祝電を頂戴しております。誠に失礼ながら、時間の都合によりご披露は割愛させていただき、受付横に掲示させていただきます。ご来場の皆さまには、後ほどご覧いただけますと幸いです。
祝電披露の締めの言葉
以上、祝電のご披露でございました。皆さまの温かいお心遣いに、主催者を代表いたしまして心より御礼申し上げます。
注意
締めの言葉は短くて構いません。「ありがとうございました」だけで次へ進む形もあります。
読む順番・敬称・タイミングの決め方
| 決めること | 一般的とされる考え方 | 誰が決めるか |
|---|---|---|
| 全文で読む祝電 | 主催者にとって関係の深い方・立場の重い方から数通 | 主催者 |
| 読む順番 | 来賓紹介の考え方に合わせることが多い。到着順で読む式もある | 主催者 |
| 差出人の敬称 | 所属・役職・氏名に「様」を付けて読む形がよく見られる | 主催者と司会 |
| 社内からの祝電 | 社外と同じ扱いにするか、身内として敬称を控えるかは会社で違う | 主催者 |
| タイミング | 来賓紹介・祝辞の後、または閉会の前。祝賀会では歓談の合間に置くこともある | 主催者と司会 |
読み上げ原稿の作り方
- 01
届いた祝電を一覧にする
差出人の所属・役職・氏名、本文、届いた時刻を書き出します。当日の朝に届くものもあるので、受付から司会へ渡す担当者を決めておきます。
- 02
全文で読むものと名前のみのものを分ける
主催者に印を付けてもらいます。司会が自分で選ばないのが無難です。
- 03
差出人の読み方にふりがなを振る
会社名・人名の読み間違いがいちばん起きやすいところです。分からないものは主催者を通じて確かめます。
- 04
本文の難読語にふりがなを振る
「ご清栄」「ご隆盛」「弥栄(いやさか)」など、祝電によく出る言葉は読み方を書いておきます。
- 05
声に出して読み、所要時間を測る
全体が長すぎる場合は、全文で読む数を減らすよう主催者と相談します。ストップウォッチで測っておくと調整しやすくなります。
Point
台紙のまま読まず、読み上げ用の原稿に書き写すと読み間違いが減ります。原稿の書式は司会台本の書き方にまとめています。
この記事の要点
- 全文で読む数通と名前のみの分け方は主催者が決める。
- 差出人は所属・役職・氏名+「様」で読む形がよく見られる。
- タイミングは来賓紹介・祝辞の後か閉会の前が多い。
- 差出人と本文の読み方にふりがなを振った原稿を用意する。
- 割愛するなら掲示・配布で代えると一言添える。
FAQ
よくある質問
「続きまして、本日ご臨席がかなわなかった皆さまから祝電を頂戴しておりますので、ご紹介申し上げます」と始め、本文を読んでから「◯◯株式会社 代表取締役社長 ◯◯◯◯様より頂戴いたしました」と差出人を添えます。最後は「以上、祝電のご披露でございました」と締めます。
主要な数通を全文で読み、残りは「誠に恐縮ではございますが、時間の都合により、お名前のみご紹介させていただきます」と断ってお名前だけを読むのが一般的です。全文で読むものは主催者に選んでもらいます。
社外の方からの祝電は、所属・役職・氏名に「様」を付けて読む形がよく見られます。社内からの祝電を同じ扱いにするかは会社によって違うので、主催者に確認してください。
式典では来賓紹介や来賓祝辞の後、または閉会の前に置くことが多いとされます。祝賀会では歓談の合間に置くこともあります。式次第を作る段階で主催者と決めておきます。