時候の挨拶
時候の挨拶 2月
上旬・中旬・下旬の例文と結び
2月は寒さが厳しい時期ですが、暦の上では立春を迎えて春が始まる月です。手紙の言葉も、立春の前は冬の言葉、立春のあとは「寒さが残る」「春を待つ」言葉に切り替わります。このページは、届く日から引ける早見表を最初に置き、漢語調・やわらかい書き出し・相手別の全文例・結び・よくある失敗の順に並べました。例文はコピーして、日付と固有名詞だけ差し替えて使えます。
結論
2月の時候の挨拶は、立春の前は「晩冬の候」「厳寒の候」、立春のあとの上旬〜中旬は「立春の候」「余寒の候」「春寒の候」、下旬は「向春の候」「梅花の候」がよく使われます。迷ったら、立春のあとは月末まで使える「余寒の候」。やわらかく書くなら「立春とは名ばかりの、寒い日が続いております」。2027年は節分が2月3日、立春が2月4日、雨水が2月19日(国立天文台 暦要項)で、旧暦の月名は如月(きさらぎ)です。
2月の漢語調(◯◯の候)上旬・中旬・下旬の目安
| 時期の目安 | 漢語調(読み方) | ひとこと |
|---|---|---|
| 1月下旬〜立春の前日 | 厳寒の候(げんかんのこう) | 厳しい寒さ。立春を過ぎたら使わない |
| 1月下旬〜立春の前日 | 晩冬の候(ばんとうのこう) | 冬の終わり。立春の前に届く手紙向け |
| 1月下旬〜立春の前日 | 暮冬の候(ぼとうのこう) | 晩冬とほぼ同じ意味 |
| 上旬(立春以降) | 立春の候(りっしゅんのこう) | 立春(2027年は2月4日)を過ぎてから。中旬の前半ごろまで |
| 上旬〜下旬(立春以降) | 余寒の候(よかんのこう) | 立春のあとに残る寒さ。2月を通して使いやすい |
| 上旬〜下旬(立春以降) | 残寒の候(ざんかんのこう) | 余寒とほぼ同じ意味 |
| 中旬ごろ | 春寒の候(しゅんかんのこう) | 暦の上では春なのにまだ寒い頃 |
| 中旬ごろ | 残雪の候(ざんせつのこう) | 解けずに残る雪。雪の多い地域の相手に合う |
| 中旬〜下旬 | 梅花の候(ばいかのこう) | 梅の花の季節。開花の時期は地域で大きく違う |
| 中旬〜下旬 | 梅鴬の候(ばいおうのこう) | 梅と鴬(うぐいす)。春の訪れを感じる頃 |
| 下旬(雨水以降) | 雨水の候(うすいのこう) | 雨水(2027年は2月19日)を過ぎてから |
| 下旬ごろ | 向春の候(こうしゅんのこう) | 春に向かう頃。2月下旬の定番 |
| 下旬〜3月上旬 | 早春の候(そうしゅんのこう) | 春の初め。3月上旬ごろまで使われる |
届く日別の早見表(届く日で選ぶ)
| 届く日(2027年) | 漢語調(迷ったらこれ) | やわらかい書き出し | 避けたい言葉 |
|---|---|---|---|
| 2月1日〜3日(立春の前) | 晩冬の候/厳寒の候 | 寒さが一段と厳しくなってまいりました。 | 立春の候・余寒の候(まだ暦の上で冬) |
| 2月4日(立春)〜10日ごろ | 立春の候/余寒の候 | 立春とは名ばかりの、寒い日が続いております。 | 厳寒・晩冬など冬の言葉 |
| 2月11日〜18日 | 余寒の候/春寒の候 | 寒さの中にも、日差しに春の気配を感じるようになりました。 | 向春・早春(まだ少し早い) |
| 2月19日(雨水)〜28日 | 向春の候/梅花の候 | 三寒四温の言葉どおり、少しずつ春めいてまいりました。 | 立春の候(時期が過ぎている) |
| 立春以降いつでも | 余寒の候 | 暦の上では春とはいえ、寒さが続いております。 | — |
注意
上旬・中旬・下旬の区切りは目安です。季節の言葉は慣用で、使う時期には幅があり、地域の気候によっても合う言葉が変わります。迷ったら、相手が手紙を受け取る日の、相手の土地の季節感に合わせて選んでください。季節を問わず使える「時下(じか)」もあります(「時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます」)。
Point
2月のポイントは立春の前後です。立春の前は「晩冬」「厳寒」など冬の言葉、立春のあとは「余寒」「春寒」など、春の中に残る寒さを表す言葉に替えます。月初めに届く手紙は、届く日が立春の前か後かを先に確かめてください。
「〜の候」は「〜の折」「〜のみぎり」に言い換えられる
「余寒の候」は「余寒の折」「余寒のみぎり」と言い換えても意味は同じです。「みぎり」は改まった響きで、目上の方への手紙に向きます。結びでは「余寒の折、どうぞご自愛ください」のように「〜の折」の形がよく使われます。
2月のやわらかい表現(口語調)
立春の前(2月1日〜3日ごろ)
- 寒さが一段と厳しくなってまいりました。
- 冷たい北風が身にしみる毎日です。
- まもなく節分、春の訪れが待ち遠しい頃となりました。
上旬ごろ(立春のあと)
- 立春とは名ばかりの、寒い日が続いております。
- 節分を過ぎ、暦の上では春を迎えました。
- 日差しがわずかに明るさを増し、春の近さを感じる頃となりました。
- 暦の上では春とはいえ、まだまだ寒さが続いております。
中旬ごろ
- 梅のつぼみがふくらみ始めました。
- 寒さの中にも、日差しに春の気配を感じるようになりました。
- まだ寒さが残るものの、日が少しずつ長くなってまいりました。
- 寒さもようやく峠を越えたように感じられます。
- 春の訪れを待ちわびる今日この頃です。
下旬ごろ
- 三寒四温の言葉どおり、寒暖を繰り返しながら春に近づいております。
- 梅の花の便りが聞かれる頃となりました。
- 春の足音が少しずつ聞こえてまいりました。
- 晴れた日の昼下がりには、春らしい温もりを感じるようになりました。
- まもなく3月、年度末を迎えお忙しくお過ごしのことと存じます。
寒い地域・暖かい地域の相手へ
- (雪の多い地域へ)雪かきのご苦労の多い時期かと存じます。
- (雪の多い地域へ)そちらはまだ深い雪の中でしょうか。
- (暖かい地域へ)そちらではもう梅が見ごろを迎えている頃でしょうか。
話題を添えた書き出し(相手に合わせて)
- 受験シーズンを迎え、ご家族の皆様もお忙しい日々かと存じます。
- 春からの新生活の準備に、心弾む頃かと存じます。
- (花粉症の相手へ)花粉の便りも聞こえ始め、気になる季節になりました。
ビジネスの書き出し 全文例(お礼状・案内状・挨拶状)
取引先へのお礼状(中旬)
拝啓 余寒の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、先日はご多忙のところ弊社の研修会にご登壇いただき、誠にありがとうございました。参加者からも、実務に役立つお話だったとの声が多く寄せられております。
寒さはいましばらく続くようです。どうぞご自愛くださいませ。今後とも変わらぬご指導を賜りますよう、お願い申し上げます。
敬具
資料・請求書の送付状(上旬・立春の前)
拝啓 晩冬の候、貴社いよいよご清栄のこととお慶び申し上げます。平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、先日のお打ち合わせでご依頼いただきました資料を、本状に同封してお送りいたします。ご査収のほど、よろしくお願い申し上げます。
厳しい寒さが続いております。どうぞご自愛くださいませ。
敬具
記
・資料 1部
以上
春の催しの案内状(下旬)
拝啓 向春の候、貴社いよいよご発展のことと心よりお喜び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、弊社では下記のとおり春の新商品発表会を開催いたします。ご多用中とは存じますが、ご来場くださいますようご案内申し上げます。
敬具
記
日時・会場(差し替え)
以上
年度末の異動・担当交代の挨拶状(下旬)
拝啓 梅花の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素はひとかたならぬご厚情を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、私こと、このたび3月◯日付で◯◯部へ異動することとなりました。在任中は格別のご指導を賜り、心より感謝申し上げます。後任は△△が務めますので、私同様お引き立てのほどよろしくお願い申し上げます。
まずは略儀ながら、書中をもちましてご挨拶申し上げます。
敬具
お客様あてのお知らせ(上旬〜中旬)
拝啓 立春の候、皆様にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。日頃より当店をご利用いただき、誠にありがとうございます。
さて、春の新生活に向けた◯◯のご相談会を、下記のとおり開くこととなりました。お気軽にお立ち寄りください。
寒さが残る折、どうぞ温かくしてお過ごしください。
敬具
記
日時・会場(差し替え)
以上
恩師・目上の方への手紙(中旬・個人あて)
拝啓 春寒のみぎり、◯◯先生にはお変わりなくお過ごしのことと拝察いたします。
ご無沙汰しておりますが、私はおかげさまで元気に過ごしております。この春から新しい仕事を任されることになり、先生に教わったことを思い出しながら準備を進めております。
寒暖の差が大きい時節です。どうぞお体を大切になさってください。
敬具
学校・PTAから保護者へのお便り(中旬〜下旬)
保護者の皆様へ
余寒の候、皆様にはますますご健勝のこととお喜び申し上げます。日頃より本校(本会)の活動にご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございます。
さて、年度末の◯◯について、下記のとおりお知らせいたします。ご多用のところ恐れ入りますが、ご確認くださいますようお願いいたします。
記
日時・内容(差し替え)
以上
注意
「貴社ますますご清栄のこと」は会社あて、個人あてなら「◯◯様にはますますご清祥のこと」とするのが一般的です。頭語と結語の組み合わせや手紙全体の構成は時候の挨拶 一覧にまとめています。
2月の結びの挨拶
ビジネス(取引先・目上の方)
- 余寒なお厳しき折、どうぞご自愛ください。
- 春寒の折から、皆様のご健勝をお祈り申し上げます。
- 寒さもいましばらく続くようです。くれぐれもご自愛のほどお祈り申し上げます。
- 春の訪れとともに、貴社のますますのご繁栄をお祈り申し上げます。
- 年度末を控えご多忙のことと存じますが、どうぞご自愛くださいませ。
- 寒暖の差が大きい時節柄、皆様どうぞご健康にご留意ください。
- 末筆ながら、貴社のさらなるご発展を心よりお祈り申し上げます。
- 向春の折、皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。
やわらかい結び(親しい相手)
- 春はもうすぐです。それまで体に気をつけてお過ごしください。
- 寒暖差の大きい時期です。どうぞお大事に。
- 暖かくなったら、またゆっくりお会いしましょう。
- 梅の便りが届く頃に、また連絡しますね。
- 風邪がはやっているようです。温かくして過ごしてくださいね。
- 春からの新生活が、すてきなものになりますように。
- 受験生のご家族の皆さんにも、よろしくお伝えください。
結びは相手の健康を気づかう一文と今後のお付き合いのお願い・相手の発展を祈る一文の組み合わせが基本です。最後に頭語と対になる結語(拝啓なら敬具)を置きます。
カジュアルな例(社内・親しい相手)
皆さん、お疲れさまです。暦の上では春ですが、まだ寒い日が続きますね。年度末に向けて忙しくなりますが、体調に気をつけていきましょう。さて、来月の◯◯の件です。
◯◯さん、梅の花が咲き始めましたね。お変わりなくお過ごしですか。
(社内チャット)おはようございます。今朝も冷えますね。本日の会議資料を共有します。
(友人へ)立春を過ぎたのに、まだまだ寒いね。元気にしてる? 暖かくなったら、ごはんでも行こう。
社内向けは「暦の上では春ですが」の一言で、2月らしさが出ます。漢語調は硬すぎるので、季節の一言+本題くらいが読みやすいです。
メールでの使い方
取引先とのふだんのメールでは、時候の挨拶は省いても失礼にはなりません。改まったお礼や案内、しばらくぶりの相手には、冒頭に口語調の一文を添えると柔らかくなります。2月は年度末に向けて忙しい時期なので、結びに相手の多忙を気づかう一文を添えるのも自然です。拝啓・敬具はメールでは省くことが多いです。
件名:先日のお打ち合わせのお礼(△△社 △△)
◯◯株式会社 ◯◯様
いつも大変お世話になっております。△△社の△△です。
立春を過ぎても、寒い日が続いておりますね。
先日はお打ち合わせのお時間をいただき、ありがとうございました。(本題)
年度末でお忙しい時期かと存じます。どうぞご自愛ください。今後ともよろしくお願いいたします。
2月の時候の挨拶でよくある失敗
| 失敗 | なぜ困るか | 直し方 |
|---|---|---|
| 2月2日に届くのに「余寒の候」 | 余寒は立春(2027年は2月4日)のあとの寒さを表す言葉 | 立春の前は「晩冬の候」「厳寒の候」 |
| 立春のあとに「厳寒の候」 | 暦の上では春に入っており、冬の言葉が季節に合わない | 「余寒の候」「春寒の候」に替える |
| 2月上旬に「早春の候」 | 春の始まりを表すが、2月上旬は寒さの盛りで実感とずれやすい | 上旬は「立春の候」、早春は下旬から |
| 雪国の相手に「梅の花がほころび」 | 相手の土地では雪が残る季節で、話がかみ合わない | 「余寒」「残雪」や相手の土地を気づかう一文に |
| 立春のあとに「寒中見舞い」 | 立春のあとは余寒見舞いとされることが多い | 「余寒お見舞い申し上げます」で始める |
| 書き出し「余寒の候」、結び「余寒の折」 | 同じ言葉が続いてくどく見える | 結びは「寒さが続く時節柄」など言い換える |
| 個人あてに「貴社ますますご清栄」 | 会社に向けた定型をそのまま使っている | 「◯◯様にはますますご清祥のこと」 |
2月の話題に使える行事・暦(2027年)
| 日付(2027年) | 行事・暦 | 書き出し・本文での使い方の例 |
|---|---|---|
| 2月3日(水) | 節分 | 「節分を過ぎ、暦の上では春を迎えました」 |
| 2月4日(木) | 立春(二十四節気) | 「立春とは名ばかりの、寒い日が続いております」 |
| 2月11日(木) | 建国記念の日(国民の祝日) | 祝日明けの連絡に「祝日明けでお忙しいところ恐れ入ります」 |
| 2月19日(金) | 雨水(二十四節気) | 「雨水を過ぎ、雪が雨に変わる季節となりました」 |
| 2月23日(火) | 天皇誕生日(国民の祝日) | 祝日をはさむ締め切りの連絡では日付を明記する |
このほか、梅・鴬・ふきのとう・春一番・受験・バレンタインデー・年度末なども2月らしい話題です。家族や知人への手紙なら「お嬢様の受験、うまくいきますように」のように相手の出来事に触れると、季節の挨拶がそのまま気づかいになります。
二十四節気の日付は年によって前後します。日付は国立天文台 暦要項、祝日は内閣府「国民の祝日について」で確認できます。
自分らしい書き出しを作る手順
- 01
届く日を確かめる
立春(2027年は2月4日)の前か後かで、冬の言葉か春の言葉かが決まります。
- 02
相手の土地の様子を思い浮かべる
雪の多い地域か、梅が咲き始める地域かで、合う話題が変わります。
- 03
身近な季節の出来事を一つ選ぶ
梅のつぼみ、日の長さ、節分、受験など、自分が実際に感じたことが一番伝わります。
- 04
相手を気づかう言葉でつなぐ
「〜となりました。いかがお過ごしでしょうか」のように、相手への問いかけで本題につなぎます。
例:通勤途中の梅のつぼみが、日ごとにふくらんでまいりました。◯◯様にはお変わりなくお過ごしでしょうか。
立春のあとは「余寒見舞い」
寒中見舞いは、立春を過ぎると「余寒見舞い」に切り替えるとされることが多いです。年賀状の返礼や喪中の相手への挨拶が2月にずれ込んだ場合は、「余寒お見舞い申し上げます」で始めます。出す時期は2月末ごろまでが目安です。
余寒お見舞い申し上げます
立春を過ぎても厳しい寒さが続いておりますが、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。
ご丁寧な年賀状をいただきながら、ご挨拶が遅くなり失礼いたしました。
まだしばらく寒さが続くようです。どうぞご自愛ください。
寒中見舞いの文例は寒中見舞いの文例(ビジネス)にあります。
送る前のチェック
- 届く日が立春(2027年は2月4日)の前か後かを確かめた
- 立春の前に「余寒」「立春の候」を使っていない
- 立春のあとに「厳寒」「晩冬」を使っていない
- 梅など花の言葉が相手の地域の季節に合っている
- 会社あては「ご清栄」、個人あては「ご清祥」にした
- 頭語と結語が対になっている(拝啓—敬具)
- 書き出しと結びで同じ季節の言葉を重ねていない
- 結びに相手を気づかう一文がある
この記事の要点
- 2月は立春の前「晩冬・厳寒」、立春のあと「余寒・春寒」、下旬「向春・梅花」が目安。
- 迷ったら、立春のあとは月末まで使える「余寒の候」。
- 2027年の立春は2月4日。2月1日〜3日に届く手紙は冬の言葉にする。
- 立春のあとの見舞い状は余寒見舞い。
- 結びは「余寒なお厳しき折、ご自愛ください」が2月らしい。
FAQ
よくある質問
立春のあとなら「余寒の候」が月末まで使いやすいです。立春の前なら「晩冬の候」「厳寒の候」、下旬なら「向春の候」「梅花の候」も合います。迷ったら季節を問わない「時下」も使えます。
「余寒」は立春のあとに残る寒さを表す言葉なので、立春の前は「晩冬の候」「厳寒の候」を使います。2027年の立春は2月4日です。
上旬は立春の前なら「晩冬の候」、後なら「立春の候」。中旬は「余寒の候」「春寒の候」。下旬は「向春の候」「梅花の候」、雨水(2027年は2月19日)以降は「雨水の候」も使えます。
寒い日と暖かい日を繰り返しながら春に向かう様子を表す言葉として、2月下旬から3月にかけての手紙でよく使われます。やわらかい書き出しに向いています。
梅の咲く時期は地域で大きく違うため、中旬から下旬を目安に、相手の土地で梅が咲いているかを考えて使います。雪の多い地域の相手には「余寒の候」のほうが無難です。
ビジネスなら「余寒なお厳しき折、どうぞご自愛ください」「年度末を控えご多忙のことと存じますが、どうぞご自愛くださいませ」。親しい相手なら「春はもうすぐです。それまで体に気をつけてお過ごしください」などです。
立春の前に届くなら「晩冬の候」「厳寒の候」がそのまま使えます。立春を過ぎて届くなら「余寒の候」に替えてください。