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言葉

式辞とは
意味・挨拶や祝辞との違い、書き方と例文

式次第に「式辞」と書いてあっても、何を話すのか、挨拶と何が違うのかは意外と説明されていません。式辞は主催者の代表が、その式を開いた趣旨を述べる言葉です。このページでは、式辞の意味とほかの言葉との違い、組み立て方、会社の式典で使える例文、紙に書いて読むときの扱いをまとめました。来賓が述べる祝辞と、お礼を述べる謝辞は祝辞・謝辞の書き方にあります。

更新: 2026-11-01読了:約3分PRODUCER AGENT 編集部

結論

式辞(しきじ)は、式典の主催者側の代表(会社なら社長、団体なら会長、学校なら校長など)が式の趣旨を述べる言葉です。組み立ては①参列へのお礼 ②式の趣旨 ③これまでの歩みや感謝 ④これからの決意 ⑤結びと日付・名前が一般的とされます。

式辞と挨拶・祝辞・謝辞の違い

言葉誰が述べるか中身
式辞主催者側の代表式の趣旨、これまでとこれから、参列へのお礼
挨拶立場を問わない式辞より広い言い方。式次第では「主催者挨拶」「社長挨拶」と書くこともある
祝辞来賓主催者や主役へのお祝い
謝辞主役や主催者側お祝いや協力へのお礼

式辞は挨拶の一種で、より改まった式典で使われることが多い言葉です。会社の式典で「式辞」と「社長挨拶」のどちらを式次第に書くかは、式の格や会社の慣行で決めて構いません。式次第の書き方は式次第とはを参照してください。

式辞の組み立て方

  1. 01

    参列へのお礼

    「本日はご多用のところ、◯◯にご臨席を賜り、誠にありがとうございます」

  2. 02

    式の趣旨

    何のための式か。周年なら節目を迎えたこと、竣工なら建物の完成、入社式なら新しい仲間を迎えること。

  3. 03

    これまでの歩みと感謝

    支えてくれた取引先・地域・社員への感謝。具体的な出来事を一つ入れると伝わります。

  4. 04

    これからの決意

    この式を機に何をしていくか。抽象的な言葉だけにせず、一つ具体的に。

  5. 05

    結び

    「本日ご参列の皆さまのご健勝を祈念いたしまして、式辞といたします」と締め、日付と肩書・名前を読む形もあります。

注意

長さに決まりはありませんが、式全体の時間の中で主催者の持ち時間を先に決め、それに合わせて書くと押しません。声に出して読み、タイマーで測っておくと安心です。

式辞の例文

創立周年記念式典の式辞

本日はご多用のところ、◯◯株式会社 創立◯周年記念式典にご臨席を賜り、誠にありがとうございます。当社は◯◯の地で創業して以来、お客さま、お取引先さま、地域の皆さま、そして社員とその家族に支えられ、本日の節目を迎えることができました。改めて心より御礼申し上げます。創業者が掲げた「◯◯」という言葉は、今も私たちの仕事の基本です。この節目を新たな出発点として、次の時代にもお役に立てる会社であり続けるよう、社員一同努めてまいります。今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げ、式辞といたします。令和◯年◯月◯日 ◯◯株式会社 代表取締役社長 ◯◯◯◯

竣工式・落成式の式辞(施主)

注意

竣工式では、式次第に「式辞」ではなく「施主挨拶」と書く式もあります。呼び方は式の形や慣行に合わせてください。

本日はご多用のなか、◯◯の竣工式にご参列をいただき、誠にありがとうございます。設計・施工にあたられた皆さま、工事期間中にご理解をいただいた近隣の皆さまのおかげで、本日の日を迎えることができました。この建物を拠点に、◯◯を通じて地域のお役に立ってまいります。皆さまのご健勝を祈念いたしまして、式辞といたします。

入社式の社長の式辞は入社式の挨拶 例文、竣工式のほかの立場の挨拶は竣工式の挨拶 例文、周年の挨拶文は周年の挨拶 例文にあります。

式辞用紙に書いて読むときの扱い

改まった式典では、式辞を式辞用紙(奉書紙や市販の式辞用紙)に書き、折りたたんで上包みに包む形が伝統的とされます。最近は、市販の式辞用紙に印刷する方法もよく使われます。

  • 文面は縦書きで、右から左へ。最後に日付と肩書・名前を書く
  • 折りたたんだ状態で懐やポケットに入れて登壇し、演台で上包みを外して開く
  • 読み終えたら折りたたみ、上包みに戻す(演台に置いて退く形もある)
  • 式辞を主催者側で保管するか、記録として残すかは式によって違う
  • 代読に備える場合や記録係が要る場合に、写しを事前に司会や担当者へ渡しておくかも主催者で決めておく

Point

細かな作法は地域や流派、式の種類で違います。前回の式典の扱いを担当者に確かめるのがいちばん確実です。紙の扱いと読み方の詳しい手順は、祝辞と共通の部分が多いので祝辞の紙と読み方も参照してください。

この記事の要点

  • 式辞は主催者側の代表が式の趣旨を述べる言葉。来賓は祝辞、お礼は謝辞。
  • 組み立てはお礼→趣旨→これまで→これから→結び。
  • 具体的な出来事を一つ入れると伝わる。
  • 長さは式全体の持ち時間から逆算し、声に出して測る。
  • 式辞用紙の扱いは前回の式典の例を確かめる。

FAQ

よくある質問

01式辞とはどういう意味ですか?

式典で主催者側の代表が述べる、式の趣旨を示す言葉です。会社なら社長、団体なら会長、学校なら校長などが述べます。来賓が述べるお祝いの言葉は祝辞と呼び分けます。

02式辞と挨拶の違いは?

式辞は挨拶の一種で、主催者の代表が述べる改まった言葉です。挨拶は立場を問わない広い言い方で、式次第に「主催者挨拶」と書くこともあります。どちらを使うかは式の格や会社の慣行で決めて構いません。

03式辞の書き方の基本は?

参列へのお礼、式の趣旨、これまでの歩みと感謝、これからの決意、結びの順に書きます。結びは「皆さまのご健勝を祈念いたしまして、式辞といたします」とし、日付と肩書・名前を添える形もあります。

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