進行
式典の国旗の位置
向かって左が上位。社旗・市旗・外国国旗との並べ方
結論から言うと、式典の国旗は「壇上に向かって左」(客席から見て左)に掲げます。 壇上に立つ人から見れば右側です。外務省の国際儀礼の解説は「右(向かって左)上位が原則」としています。社旗や市旗と並べるなら国旗を向かって左に、外国の賓客を迎えて2か国の国旗を掲げるなら向かって左に相手国の国旗、右に日本の国旗です。この記事では、場面ごとの配置を表と図で示し、会場に送る依頼文と当日のチェックリストまで用意しました。
結論
国旗の位置の原則:複数の旗を並べるとき、先順位(上位)の旗を「向かって左」に置くという国際儀礼上の原則です。「向かって」は旗を正面から見る客席側の視点を指し、旗の側(壇上)から見た「右」と同じ位置になります。なお、国旗及び国歌に関する法律が定めているのは国旗の制式(形と色)で、掲げる位置は定めていません。位置は外務省が示す国際儀礼の原則に従うのが基本です。
結論:場面別の国旗の位置(早見表)
まず、よくある場面の答えを一覧にします。「左・右」はすべて客席から壇上を見たときの向きです。
| 場面 | 国旗の位置 | 根拠・補足 |
|---|---|---|
| 国旗だけを掲げる | 壇の中央、または演台の後方 | 1枚なら左右の問題は起きない。ポールの最上部に接して掲げる |
| 国旗と社旗・団体旗 | 国旗が向かって左、社旗が右 | 外務省は国旗を団体旗より大きく・高くするよう示している。左右は「先順位を向かって左」の原則に当てはめる |
| 国旗と市旗・県旗 | 国旗が向かって左、自治体旗が右 | 自治体の式典は、その自治体の規程や前例があればそれに従う |
| 日本と外国(2か国) | 向かって左に外国国旗、右に日本国旗 | 外国に敬意を表して相手国を上位にする(外務省) |
| 日本がホストの3か国 | 日本国旗を中央、向かって左に先順位の外国国旗 | 外国2か国の順は国連方式の国名アルファベット順 |
| 4か国以上 | 国連方式のアルファベット順に向かって左から右へ | 奇数なら日本国旗を中央にして左右交互に置く方法もある |
| 3本のポールに2枚 | 一番左に先順位、真ん中に2番目 | 同じ高さの3本は向かって左から1・2・3の順位(外務省) |
| 卓上旗(2か国) | ポールの場合と同じ | 交差させる場合も外国国旗が向かって左。交差部分は外国国旗のポールを手前にする |
Point
迷ったら「客席から見て左が上」とだけ覚えてください。 国旗・上位の来賓の国・最上位の旗は、客席から見て左に置きます。日本の式典で国旗と社旗を並べるなら、国旗が客席から見て左です。
根拠:外務省が示している国旗の原則
国旗の位置について、全国共通の法律の規定はありません。国旗及び国歌に関する法律は「国旗は、日章旗とする」と定め、別記で旗の寸法の割合と色を定めているだけです。掲げ方の拠り所になるのは、外務省が自治体などに向けて公開している国際儀礼(プロトコール)の解説です。そこで示されている要点を整理します。
| 外務省が示す原則 | 式典の設営での意味 |
|---|---|
| 右(向かって左)上位が原則 | 上位の旗は客席から見て左。人の席順も同じ考え方 |
| 2か国なら向かって左に外国国旗(日本では相手国旗を上位) | 海外からの来賓を迎える式典では、日本国旗を右にする |
| 自国旗を上位にする国もある(米国、カナダ、フィリピンなど) | 相手国で開く行事や、相手国主催の行事では先方の方針を確認する |
| 国旗を同時に掲げるときは大きさもポールの高さも同じ | 2か国の国旗は同じサイズ・同じ高さのポールで揃える |
| 国旗と団体旗は通常は併揚しない。併揚するなら国旗を団体旗より大きく、高く | 社旗と並べるなら、国旗のほうを大きいサイズにする |
| 1本のポールに複数の国旗を掲げない | 旗の数だけポール・スタンドを用意する |
| ポールの最上部に接して掲げる。三脚などでは旗を地面につけない | 屋内スタンドでも旗が床に触れない長さか確認する |
| 汚損した国旗は使わない。雨天・日没後の掲揚は原則行わない | 前回の式典の旗を使い回す場合は、汚れ・ほつれを事前に見る |
| 自国の国旗を掲げずに外国国旗だけを掲げない | 外国国旗を飾るなら日本国旗も並べる |
注意
外務省の解説は、海外からの賓客を迎える場面を主に想定しています。国内の社内式典で国旗と社旗を並べるかどうかは、組織の方針で決めてください。並べる場合は、上の表のとおり国旗を大きく・高く・向かって左にすると、外務省の示す考え方と矛盾しません。
「向かって左」「右」の言い換えで逆にならないために
国旗の配置で最も多い失敗は、誰の視点で左右を言っているかが食い違うことです。同じ位置でも、視点によって呼び方が逆になります。
| 言い方 | 視点 | 国旗(上位)の位置は |
|---|---|---|
| 向かって左 | 客席から壇上を見る | 左 |
| 客席から見て左 | 客席から壇上を見る | 左 |
| 上手(かみて) | 客席から見て右側の舞台袖 | 上手の反対側(下手側)になる |
| 壇上から見て右 | 壇上で客席を向いて立つ | 右 |
| 旗の右(国際儀礼の「右上位」) | 旗の側から客席を見る | 右 |
Point
舞台用語の「上手」と混ぜると、ほぼ確実に逆になります。 上手は客席から見て右なので、国旗は上手ではなく下手側です。業者や会場に伝えるときは「客席から見て左に国旗」と視点を明記し、図を添えてください。
図で伝えるときの書き方
設営図は必ず客席側から見た絵で描き、図の下に「客席」と書き込みます。文字だけの依頼より、1枚の図のほうが確実に伝わります(会場レイアウトの作り方)。
【壇上】
[国旗] [演台] [社旗]
左 中央 右
――――――――――――――
【客席】(この図は客席から見た向きです)
旗の数・組み合わせ別の並べ方
2本:国旗と社旗(団体旗)
- 客席から見て左に国旗、右に社旗
- 国旗のサイズを社旗より大きくする。屋内で壁に掲げるなら国旗を高く
- ポールに掲げる場合は、どちらの旗もポールの最上部に接するように掲げる
- 演台を中央に置く場合は、演台を挟んで左右に分ける
2本:国旗と市旗・県旗
自治体旗も団体旗と同じく国旗の下位として扱い、国旗を客席から見て左にします。自治体が主催・共催する式典では、その自治体に旗の取り扱いの規程や前例がないか、担当課に確認してから配置を決めてください。
3本:国旗・自治体旗・社旗
外務省は、同じ高さの3本のポールの順位を向かって左から1・2・3としつつ、3枚の旗なら中央を最上位とする考え方もあると示しています。式典ではどちらかに決めて、図で共有します。
| 方式 | 客席から見た並び(左→右) | 向いている場面 |
|---|---|---|
| 左上位 | 国旗 → 自治体旗 → 社旗 | 旗の順位を左から読ませたいとき。演台が旗の片側にある会場 |
| 中央上位 | 自治体旗 → 国旗 → 社旗 | 演台の真後ろに国旗を置き、左右対称に見せたいとき |
注意
中央上位にするとき、2番目(自治体旗)を国旗の左に置くのは「中央の次は向かって左」という順に当てはめた並びです。主催者・共催者の旗の順位は、組織間で事前に合意しておいてください。
3本のポールに2枚だけ掲げる
会場に3本のポールがあって旗が2枚しかない場合は、一番左に先順位の旗、真ん中に2番目の旗を掲げます。ただし外務省は、2枚なら同じ高さの2本だけを用意するのが理想としています。真ん中だけ高いポールなら、同じ高さの2本を使います。
外国の国旗を掲げる式典
- 2か国:客席から見て左に相手国、右に日本。大きさとポールの高さは揃える
- 日本がホストの3か国:日本を中央、先順位の外国国旗を日本の左、もう1か国を右
- 4か国以上:国連方式の国名アルファベット順に、客席から見て左から右へ
- 奇数か国で日本がホスト・議長国:日本を中央にし、アルファベット順に左右交互に置く方法もある
- 国際会議:議長国の国旗を一番左に置き、残りをアルファベット順に並べる例もある
Point
外国の国旗は、図柄が変わっていることがあります。 外務省も、使う前に図柄を確認するよう注意を促しています。手持ちの旗や業者の在庫が古いデザインでないか、相手国の大使館などの公式情報で確かめてください。
国旗と人の席を揃える
外務省は、2か国の国旗を掲げる会議や表敬では、国旗の位置と出席者の席を揃えるほうがよいとしています。相手国の代表は相手国の国旗の側、日本側は日本国旗の側に座る形です。
- 式典なら、上位の来賓席を国旗と同じ側(客席から見て左)に置くと、旗と人の順位が一致する
- 記念撮影の立ち位置も、旗の並びに合わせて決めておく
- 演台・来賓席・旗を1枚の図に描き、矛盾がないか確認する
来賓席の上座・下座の考え方は席次の決め方に整理しています。
旗の大きさ・形・掲げ方
日本の国旗の形(法律の定め)
| 項目 | 国旗及び国歌に関する法律の定め |
|---|---|
| 縦横の比率 | 縦は横の三分の二(縦:横=2:3) |
| 日章の大きさ | 直径は縦の五分の三 |
| 日章の位置 | 旗の中心 |
| 色 | 地は白色、日章は紅色 |
| 当分の間の特例 | 縦を横の十分の七、日章の中心を旗竿側に横の百分の一ずらすこともできる |
外務省は国旗の国連基準サイズを縦:横=2:3としています(英国、ネパールなど例外もある)。外国の国旗と並べるときは、縦横比の違いで大きさが不揃いに見えないかを事前に並べて確かめてください。
掲げ方の基本
- ポールの最上部に接するまで揚げる(途中で止めない)
- スタンドで立てる場合、旗の裾が床につかない
- 1本のポールに1枚だけ掲げる
- 汚れ・破れ・色あせのある旗は使わない
- 外国国旗と並べるときは大きさとポールの高さを揃える
- 社旗と並べるときは国旗を大きく(壁なら高く)する
- 屋外は雨天・日没後の掲揚を避ける
弔意を表すとき(半旗)
外務省の解説では、半旗を揚げるときは国旗をいったんポールの上まで揚げてから半旗の位置に降ろし、降ろすときもいったん上まで揚げてから降ろすとされています。また、元総理の葬儀当日などには、半旗ではなく、冠頭を黒布で巻き、冠頭と旗の間に細い黒布を付けた旗を弔旗として掲げることもあるとされています。
よくある失敗と防ぎ方
| 失敗 | 起きる理由 | 防ぎ方 |
|---|---|---|
| 国旗と社旗が左右逆 | 「右上位」を客席から見た右と取り違えた | 依頼文に「客席から見て左」と書き、図を添える |
| 上手に国旗を置いた | 舞台用語の上手=上位と思い込んだ | 上手は客席から見て右。国旗は下手側と覚える |
| 国旗と社旗が同じ大きさ | 在庫の旗をそのまま使った | 国旗を一回り大きいサイズで手配する |
| 2か国で日本国旗を左にした | 国内の式典の感覚で配置した | 外国の賓客を迎える場合は相手国が左 |
| 旗が床についていた | スタンドの高さと旗の長さが合っていない | 前日までに会場で実物を立てて確認する |
| 外国国旗の図柄が古い | 過去の在庫を確認せず使った | 相手国の公式情報で図柄を確認する |
| 来賓席と旗の順位が逆 | 旗と席を別の人が決めた | 旗・演台・席を1枚の図にまとめる |
注意
開会直前に配置の誤りに気づいたら、開会を数分遅らせてでも直すことを前提に、誰が判断するかを決めておいてください。来場者の前で旗を動かすより、開場前の最終確認で見つけるほうが負担は小さく済みます。
そのまま使える依頼文・確認文
会場への設営依頼(国旗と社旗)
件名:〇月〇日 式典の旗の設営について
〇〇ホール ご担当者様
いつもお世話になっております。〇〇株式会社の〇〇です。
〇月〇日の式典では、壇上に国旗と社旗を1本ずつ立てたいと考えております。
配置は客席から見て左に国旗、右に社旗です(図を添付しました)。
つきましては、次の点をお知らせいただけますでしょうか。
・旗用スタンドの貸し出しの有無と本数
・スタンドの高さと、対応する旗のサイズ
・設営と撤収をご担当いただけるか
お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
来賓の所属先への確認(外国の賓客がある場合)
〇〇大使館 ご担当者様
〇〇株式会社の〇〇と申します。
〇月〇日に開催いたします〇〇式典に、〇〇様をお迎えいたします。
会場では貴国と日本の国旗を壇上に掲げる予定です。配置は、客席から見て左に貴国の国旗、右に日本の国旗とする予定です。この配置で差し支えないか、ご確認いただけますでしょうか。
また、国旗の図柄やサイズについてご指定がございましたらお知らせいただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
社内への設営指示(当日の担当者向け)
【旗の設営】
・配置:客席から見て左に国旗、右に社旗(上手側が社旗)
・国旗は大きいサイズ、社旗は小さいサイズを使う
・どちらもポールの最上部まで揚げる。旗の裾が床につかないこと
・設営後、客席の中央から写真を撮って責任者に送る
・撤収は閉会後、来賓の退場を確認してから
共催団体との確認(旗が3本の場合)
〇〇市 〇〇課 ご担当者様
共催いただく〇〇式典の壇上の旗について、ご相談です。
国旗・市旗・弊社社旗の3本を掲げる場合、客席から見て左から「国旗・市旗・社旗」と並べる案と、国旗を中央に置いて「市旗・国旗・社旗」とする案を考えております。
貴市の規程や前例に沿う並べ方がございましたら、ご教示いただけますでしょうか。
胸章リボン
来賓や主催者が胸に付けるリボンです。数を間違えると、当日に足りません。
- 誰に付けるか(来賓・主催者・登壇者・受賞者・スタッフ)
- 色と文字で区別するか(来賓/主催者/関係者)
- 必要数(予備を含める。当日に増えることがある)
- 名前を入れるか(入れるなら誤字と欠席者の分の扱い)
- 誰が付けるか(本人か、受付で付けるか)
- 付ける位置(組織の前例を確認する)
- 回収するか(使い回すなら回収の担当)
Point
無地の予備を数枚用意してください。 当日に「この方にも付けてほしい」が発生します。名前入りの欠席者分は、受付の机に残ると誰が欠席したか見えてしまうため、回収して持ち帰ります(名札の設計)。
表彰の介添え
賞状や記念品を渡す人の横で補助する役割です。段取りを決めておかないと、壇上でもたつきます。
- 介添えを置くか(人数が少なければ不要なこともある)
- 立ち位置(渡す人の右か左か。受賞者の動線と干渉しないか)
- 賞状・記念品の置き場所(台を使うか、持つか)
- 受賞者が複数のときは、賞状を呼ぶ順に重ねる
- 記念撮影の位置(介添えは写るか、外れるか)
- 受賞者の出入りの動線(どこから上がり、どこへ降りるか)
リハーサルでは、受賞者の動線、渡す側と受ける側の距離、撮影者の立ち位置だけでも1回通してください。進行全体は表彰式の進行と台本、服装は式典・表彰式の服装を参照してください。
来賓席の位置
来賓席を壇上に置くか、客席の最前列に置くかは式典の形で違います。前回の写真で前例を確認し、次の点を決めてください。
- 上位の方の席を客席から見て左にし、国旗の側と揃えるか
- 祝辞の順番と席の並びが揃っているか(登壇の動線が交差しない)
- 演台までの距離と段差(登壇しやすいか)
- 席札の肩書・氏名の表記を本人側に確認したか
- 途中で来場・退席する来賓の席の位置
設営の前に確認する手順
- 01
前回の記録を探す
写真・設営図・進行表。 旗の並びは前回の全景写真を見るのが一番早く確かです。
- 02
旗の組み合わせを決める
国旗だけか、社旗・自治体旗・外国国旗も並べるか。外国の賓客がある場合は相手国を上位にします。
- 03
規程と前例を確認する
自治体・共催団体・来賓の所属先に規程や前例があれば、それに従います。
- 04
客席から見た図に落とす
旗・演台・来賓席・花を1枚に描き、図の下に「客席」と書く。
- 05
旗とスタンドを手配する
国旗を団体旗より大きいサイズに。外国国旗は図柄とサイズを確認します(会場の下見で実物も確認)。
- 06
前日・当日に実物を確認する
客席の中央から見て、左右・高さ・裾が床につかないかを確かめ、写真を責任者に送ります。
- 07
当日の全景写真を残す
次回の担当者のために、全景を1枚残します(引き継ぎ)。
当日朝の最終チェックリスト
- 国旗が客席から見て左にある(2か国なら相手国が左)
- 国旗が社旗・団体旗より大きい(壁掛けなら高い)
- 外国国旗と日本国旗は大きさ・ポールの高さが同じ
- 旗がポールの最上部まで揚がっている
- 旗の裾が床についていない
- 汚れ・破れ・しわがない
- 上位の来賓席が国旗と同じ側にある
- リボンの数に予備を含めた
- 賞状を呼ぶ順に重ねた
- 全景写真を撮る担当を決めた
この記事の要点
- 式典の国旗は「向かって左」(客席から見て左)。 壇上から見れば右。外務省の解説は「右(向かって左)上位」が原則。
- 国旗と社旗・市旗なら、国旗が向かって左。 外務省は国旗を団体旗より大きく、高くするよう示している。
- 外国の賓客を迎える2か国なら、向かって左に相手国、右に日本。 大きさとポールの高さは揃える。
- 3本の旗は「左上位」か「中央上位」かを決めて図で共有する。 3本のポールに2枚なら一番左と真ん中を使う。
- 「上手」と混ぜると逆になる。 依頼は「客席から見て左に国旗」と視点を書き、客席から見た図を添える。
- 法律が定めるのは国旗の形と色。 縦横比は2:3、日章の直径は縦の五分の三。位置は国際儀礼の原則に従う。
FAQ
よくある質問
壇上に向かって左、つまり客席から見て左です。壇上に立つ人から見ると右になります。外務省の国際儀礼の解説では「右(向かって左)上位」が原則とされており、上位の旗を客席から見て左に置きます。国旗と社旗を並べる場合は国旗を左、社旗を右にします。
国旗を客席から見て左に置き、社旗より大きいサイズにします。外務省の解説は、国旗と団体旗は通常は併揚しないとしたうえで、併揚する場合は国旗を団体旗より大きく、屋内の壁などでは高く掲げるよう示しています。ポールに掲げる場合は、どちらの旗もポールの最上部に接するように掲げます。
客席から見て右に日本の国旗、左に相手国の国旗を置きます。外務省は、日本では外国に敬意を表して相手国の国旗を上位にするとしています。2枚の国旗は大きさもポールの高さも揃えてください。なお、自国旗を上位にする国もあるため、相手国が主催する行事では先方の方針を確認してください。
客席から見て左から「国旗・市旗・社旗」と並べる方法と、国旗を中央に置く方法があります。外務省は同じ高さの3本のポールの順位を向かって左から1・2・3としつつ、3枚なら中央を最上位とする考え方もあると示しています。自治体が共催する場合は、その自治体の規程や前例を確認してから決めてください。
いいえ。上手は客席から見て右側なので、国旗を置く位置ではありません。国旗は客席から見て左、舞台用語でいう下手側です。上手・下手と「向かって左」を混ぜて伝えると配置が逆になりやすいため、依頼の際は「客席から見て左に国旗」と書き、客席から見た図を添えてください。
国旗及び国歌に関する法律で、縦は横の三分の二(縦:横=2:3)、日章の直径は縦の五分の三、日章の中心は旗の中心と定められています。当分の間は、縦を横の十分の七とする特例もあります。外国の国旗と並べる場合は、大きさとポールの高さを揃えてください。
付ける対象(来賓・主催者・登壇者・受賞者・スタッフ)の人数に予備を加えてください。当日に追加が発生することがあります。名前入りにする場合も無地の予備を数枚持っておくと対応できます。名前入りの欠席者分は回収して持ち帰ってください。
賞状や記念品を渡す人の補助です。立ち位置、賞状の置き場所、渡す順番、記念撮影での位置、受賞者の動線を事前に決めます。賞状は呼ぶ順に重ねておき、リハーサルで1回通しておくと壇上でもたつきません。