段取り
合同説明会のブース運営
挨拶・呼び込み・時間配分と装飾
合同説明会では、参加者は多くのブースの前を通り過ぎながら、話を聞く会社を選びます。自社の説明会と違い、最初の数秒で足を止めてもらえるかが勝負です。このページでは、ブース担当者がそのまま使える挨拶と呼び込みの言葉、説明の組み立て、装飾と役割分担をまとめました。
結論
合同説明会のブース運営は、①呼び込み(足を止めてもらう) ②短い説明(会社と仕事を伝える) ③次の行動の案内(自社説明会・選考への申込)の三段で組み立てます。担当者は呼び込み役と説明役を分けると回ります。
ブースでの挨拶と呼び込みの例文
通路を歩いている人への声かけ
こんにちは。◯◯の会社です。少しだけお話を聞いていきませんか。
こんにちは。◯◯業界に興味はありますか。仕事の中身を短くご紹介しています。
声かけは挨拶→何の会社か→聞く手間が小さいことの三つで足ります。「少しだけ」「短く」と添えると、立ち止まる心理的な負担が下がります。
ブースの席に座ってくれた人への最初の挨拶
お越しいただき、ありがとうございます。株式会社◯◯の◯◯です。これから◯分ほどで、当社の仕事についてご説明します。途中でも、気になることがあれば遠慮なく聞いてください。
Point
説明の所要時間を最初に伝えてください。 参加者は次のブースへの移動を考えているので、終わりが見えると安心して聞けます。
説明の時間配分と話す順番
ブースの説明は、会場の決まりや参加者の流れに合わせて短く組みます。一回の説明を5〜10分程度にして繰り返す形が一般的です。
- 01
つかみ(何の会社か)
身近な製品やサービスの例を一つ挙げ、「この◯◯を作っている会社です」と一言で伝える。
- 02
仕事の中身
入社後に担当する仕事を、一日の流れや具体的な場面で話す。
- 03
会社の特徴
大切にしている考え方や働き方を一つだけ。多く並べない。
- 04
質問を受ける
「ここまでで気になったことはありますか」と区切る。
- 05
次の案内
自社説明会や選考の申込方法を伝え、資料やQRコードを渡す。
注意
同じ説明を何度も繰り返すので、話す順番を紙一枚にまとめておくと、担当者が交代しても内容がそろいます。
ブースの装飾で優先すること
- 社名と何をしている会社かが、通路から読める大きさで書いてある
- 掲示する一言は短く(長い文章は読まれない)
- 自社説明会・選考の申込用のQRコードを目線の高さに置いた
- パンフレットは手に取りやすい位置に、補充分も用意した
- 担当者の名札に名前と部署・入社年次を書いた
- 会場の決まり(掲示物の大きさ・電源・火気など)を主催者の案内で確認した
名札は名札作成ツール、申込用のQRコードはQRコード作成ツールで作れます。装飾に凝るより、遠くから「何の会社か」が分かることを優先してください。展示会のブース設計の考え方は展示会の出展準備も参考になります。
担当者の役割分担と当日のマナー
| 役割 | やること |
|---|---|
| 呼び込み | 通路で声をかけ、ブースの席へ案内する |
| 説明 | 決めた順番で説明し、質問に答える |
| 受付・記録 | 資料を渡し、申込やアンケートの案内をする |
| 交代・休憩 | 説明役が休めるよう、時間を決めて交代する |
- ブースの中で担当者同士が雑談しない(通路からよく見える)
- スマートフォンは休憩のとき以外は見ない
- 座っている参加者がいなくても、立って通路のほうを向く
- 参加者の個人情報が書かれた紙を机に出しっぱなしにしない
声かけの言い方やNG行動は展示会ブーススタッフの教育と共通する点が多いので、事前の打ち合わせで一緒に確認しておくと効率的です。名簿の扱いは採用イベントの個人情報を参照してください。
この記事の要点
- ブース運営は呼び込み→短い説明→次の案内の三段。
- 声かけは挨拶・何の会社か・聞く手間が小さいこと。
- 席に着いた人には説明の所要時間を最初に伝える。
- 装飾は遠くから「何の会社か」が分かることを優先。
- 呼び込み役と説明役を分け、交代の時間も決めておく。
FAQ
よくある質問
通路では「こんにちは。◯◯の会社です。少しだけお話を聞いていきませんか」、席に着いた人には「お越しいただき、ありがとうございます。株式会社◯◯の◯◯です。これから◯分ほどで、当社の仕事についてご説明します」と所要時間まで伝えます。
会場の決まりや参加者の流れによりますが、5〜10分程度の説明を繰り返す形が一般的です。主催者の案内に説明の時間割がある場合は、それに合わせます。
通路から社名と何をしている会社かが読めることです。掲示する言葉は短くし、申込用のQRコードを目線の高さに置きます。掲示物の大きさや電源などは主催者の決まりを確認してください。